2004年8月日記帳


[31日(火)] 入院保険、介護保険、老人ホーム、尊厳死、道州制関連ニュース

 老後計画の推進でインターネット調査を行った。入院保険は普通70才以下であるが、マネープラザでシニア向け入院保険を特集していた。アリコの「はいれますシニア入院保険」、アフラックの「EVER」、アメリカンホームの「これからだ」について保障内容と保険料がでている。東芝の保険制度パンフレットが到着したら比較してみるが、今の所東芝の方が有利なようである。

 介護保険については厚生労働省のHP「介護保険制度について」の中にある介護保険制度Q&Aがなかなかよくまとまっている。ただこれは不具合になって申請し認定されてはじめて使えるようになる。又85才では半分が介護保険の世話になるという統計がでていたが、H先輩のように90過ぎても元気にゴルフをされているのを見ているので、なかなか信じられない。これと関連して老人ホームについて、老人ホーム全国ネット(www.r-home.jp)があり、入居費用を含めて紹介が出ている。

 尊厳死に関しては、7年前の日本尊厳死協会の会員証と尊厳死の宣言書を取り出し、内容を確認すると共にコピーをとった。尚宣言書のコピーは子供に渡し、毎年年初に確認するつもりである。

 インターネット調査の序でに道州制のニュースを調べた。プラス面では、8月26日に25道府県の全国知事会が道州制研究会で初会合を開いている。又秋田の寺田知事は道州制の議論を急ぐべきだと講演し、和歌山の木村知事は「鄙の底力」という図書を刊行して第一に道州制の実現を提言している。よく分からないのが第28次地方制度調査会で、道州制が主題で国と地方の分担などを議論しているが、いろいろな意見が錯綜しているのと、発表形式がだらだらしていて、要するに焦点がぼけているように感じられる。やはり地方制度からのみ議論すると、現在の非効率な行政が非難されないので、少し視野がせまい感じがする。

 話題の16号台風が行き過ぎて、ようやく風もおさまり、中空には見事な満月が輝いている。テレビではオリンピックでの活躍が繰り返し報道されている。特に柔道は野村の三連覇、谷の二連覇をはじめ多数のメダルをとり、活躍が目覚ましかった。


[30日(月)] オリンピック終了、老後計画の整理と推進計画、

 超大型台風16号が九州に上陸し、東京でも結構風が吹いている。夕方の散歩で丸子橋の上は歩いていて吹き飛ばされそうであった。ただ雲に隠れたり顔を出したりしているが見事な満月であった。

 アテネ・オリンピックが暦の上では昨日終了した。日本は金16、銀9、銅12、合計37個という過去最高のメダルを獲得した。尤も金16個とった40年前の東京大会は20競技、163種目で参加国は93だったが、アテネでは28競技、301種目、参加国202と大分種目や参加はは増加している。しかしいろいろとトレーニングした成果が表れ、日本中が喜びと感動に湧いたようで結構な話であった。男子砲丸投げで優勝したハンガリーの選手がドーピング疑惑で金メダルを剥奪され、最終日室伏選手が金メダルを獲得した。

 昨日来の老後計画のファイル整理が終了し、調査・決定すべき12項目と毎年見直すべき13項目を明らかにした。不動産の処置については筒井工務店に調査依頼し、独身対策や急病対策に関してはインターネットで調査した。かなりの事がインターネットで調べられる。又流動資産の効率化の一環として、外国投信の乗換、配当の少ない株式の分配金の多い投信への変換等について、M証券と打ち合わせを行った。


[29日(日)] 老後計画の見直し、ゴルフ練習、ソフトカイロ

 今日は日曜なのでゴルフへ行きたかったが、台風16号の影響か、朝から雨なので、1日ゴルフ場へ行くのはあきらめて、昼間の時間に練習場にゆくことにし、朝から宿題の「老後計画の見直し」に着手した。

 老後計画は多岐に亘り、長期的老後の生活設計では健康な場合だけで6項目、病気・老衰の場合2項目、死亡に対する準備では10項目あり、これらを総合する推進計画を冒頭に加えると全部で19項目となる。このため今までも既にかなりの調査資料ができているが、整理がうまくできていなかったので、項目毎にAからSまで分類して整理することにした。これらの計画はいろいろと変動要因があり、毎年見直していかなければいけないものもあり、まだ着手の遅れているものの調査を含めて、分かりやすい計画ファイルをまず作る事とした。

 昼休みに気分転換も兼ねて、ゴルフに行くたびに感じるスイングの調整に久が原の練習場に行った。アイアンとウッドの全クラブについて、どのようなスイングをすればボールはどのように飛ぶか実験した。スイングを速めると却ってボールが高く上がるのは、多分シャフトのしなりが影響しているのであろう。先週問題だった7番ウッドと60〜90ヤードのアプローチショットを特に入念に練習した。結果として全クラブともうまくうてたが、まだ何回か体感する必要があるであろう。

 先週の日曜に久しぶりにゴルフをした後、しばらく腰が痛くなり、今日も又ゴルフの練習で大分腰を使ったので、夕方近くのソフトカイロに行って身体を揉んでもらった。これをやっておくとしばらくは身体の調子がよい。日曜でもやってくれるので有り難い。


[28日(土)] マグダラのマリア、地域講座男の料理

 午前中先日図書館から借りてきた「ダ・ヴィンチ・コード」の下巻を読み始めた。上巻を読んでいないので、やや不可解な面はあるが、どうやらマグダラのマリアが娼婦だというのは教会がイエスを神格化するための方便で、実際はイエスと共にマリアも王家の血をひいており、二人は結婚して子供を産んでいるし、教会のあとのことはイエスはマリアに頼んだという。ダ・ヴィンチはそのことを知っていて最後の晩餐の絵のイエスの向かって左隣にはマリアを描いたという。ミラノで原画を見た時には、頭から13人の弟子と思いこんでいたが、図書に付録の絵画の写真では、確かにイエスの左隣は男ではなく女であり、マリアらしい。この先どういうことになるのか楽しみであるが、思い出せば死海文書からみたイエスのミステリーも似たような話であったが、教会側からは何の反論も聞かれなかった。

 午後は地域講座「定年後を地域で楽しもう」の第3弾「男の料理」であった。厨々会が準備して文化センターの調理室で生鮭のホィール焼き、切り干し大根の煮付け、ごはんとみそ汁という献立であった。初歩の知識として計量カップ、スプーンの知識、包丁の持ち方・使い方、米の洗い方、水加減といった事を習った。生鮭には塩、胡椒、ワインを少しかけ、玉ねぎ、生椎茸、榎茸、ピーマン、オクラ、レモン、バターを添え、アルミホイルにサラダ油を小さじ一杯塗った上に上記のものを載せてホイルをたたみ、180℃に予熱したオーブンに入れて7 〜8分焼くとできあがる。又別にご飯を炊き、切り干し大根の煮付けとはいうものの油揚げとサラダ油を加えて炒めた上で、だし調味料を入れて中火で汁気がなくなるまで煮る。みそ汁は「ぐ」とミソをお椀に入れてお湯をかける。かくして献立がそろい、自分たちのつくったものを皆で食べた。正直言って少し味が薄かった。尚地域講座最終回は2週後矢口中学のパソコン教室でパソコン講座(インターネットの活用)が行われる予定である。


[27日(金)] 昨夜ウィルスで消耗、エッセイ作成コラムに登録

 実は昨夜いつものように二フタームで電子メールの受信と平成フォーラムの巡回をしようとしたら、電子メールの途中でウイルス警告、高危険度のマークで、Norton AntiVirusがコンピュータ上でウィルスを検出しましたとの表示がでた。いつもだとファイルが修復されたり削除されてOKを押すと表示が消えて又メールの受信が進行するが、昨夜はどういうわけか表示が消えず、メールの受信も止まってしまった。よく見ると、ウィルスはW32 Netsky P@mmで、このファイルを修復できませんとかファイルへのアクセスが拒否されましたと書いてある。

 にっちもさっちも行かなくなってSymantecのテクニカルサポートのご案内をみたら、このような場合にはOKボタンを押して警告ウィンドウを閉じ、確認のためシステムの完全スキャン実行し、その結果ウィルスが検出され、ファイルに対して修復、削除、検疫を実行できない場合は、ウイルスがコンピュータ上で活動を始めている可能性があるので、その場合はコンピュータをセーフモードで起動し直し、ウイルススキャンを実行して下さいと書いてある。

 そこで警告ウィンドウを閉じようとしたがなかなか閉じられず、結局四苦八苦して二フタームを閉じ、いきなりセーフモードで起動し、ウィルススキャンをしようとしたが、Internet Securityはセーフモードでは起動できず、System WorksからAntiVirusを開いてウィルススキャンを行った。電子メールスキャンはエラーとなっていた。それでも強引にスキャンをかけたら問題のメールのファイルのあたりでスキャンが止まってしまい、これを動かすのにいろいろ苦労した。結局ウィルススキャン中つききりで1時間あまり、35万数千ファイルスキャンして終了した。そしたらウィルスを2個検出し、1個削除したのみになっており、あと1個は検疫・復元処置をとった。その上であらためて起動し、Internet SecurityからAntiVirusを開いてみたら、電子メールスキャンはOKになっていた。

 このような経験は初めてであり、本日Symantec Technical Supportに問い合わせようと思っていたが、何とか間に合ってほっとした。しかし大分消耗してしまったのと、夏ばてもあり、本日はいつもより遅く起きた。テレビでは70代の睡眠時間は平均6時間といっていたが、相変わらず平均して8時間半は寝ている。その代わり毎日の7000歩程度の散歩は何ともない。今日などは夕方涼しかった。

 昨日読んだ日本工業倶楽部の講演会講演要旨から、「日本の外交戦略と問題点」、「新たに拡張する中国経済をどう見るか?」の2件、それぞれA4版1枚にまとめてエッセイを作成し、先日開示された貼り付けの技術を使って続々GOLDEN AGEのコラムに登録した。 かつてのホームページ・ミックスへのインプットに比べると、ペーストで済むとはまるでウソみたいに楽になった。


[26日(木)] 我が国外交戦略と課題、中国経済の見方、ダ・ヴィンチ・コード

 本日はもろもろの未処理物件の整理を行った。その中で日本工業倶楽部での講演会の講演要旨で注目すべきものが2件あった。

 一つは第1217回木曜講演会で元駐米大使村田良平氏が講演した「我が国外交の戦略と課題」で、日本は「冷戦の終わり」の受け止め方を誤った、として日本の現状を憂えているが、政治は能力、官僚は気力、マスコミは責任感が不足というのは同感である。又イラク問題でアメリカの限界が露呈したが、日本外交の選択肢は唯一アメリカと断定し、中国とは信頼関係を築き得ないとしている。その他アジア、パキスタン、中東、エジプト、北朝鮮に対しても言及しているが、同感する所大で、靖国問題に対しても情緒的対応ではなく、理屈で内政干渉を拒否すべきだという立場をとっている。

 も一つは第476回産業講演会で三井物産戦略研究所中国経済センター長の沈才彬氏が講演した「新しい拡張期に入る中国経済と日本の対応」で、中国経済の特徴を極めて論理的に説明している点注目に値する。中国経済は新たな成長期に入り、経済規模と市場規模が急速に拡大し、世界第三位の輸入大国へ躍進している。中国経済強さの秘密は@ワーストワン淘汰制、A幹部の若返り、Bバナナ族の台頭、C産学連携の進展を挙げている。逆に中国経済の弱さは@バブルの懸念、A不良債権問題、B腐敗の蔓延、でバランス感覚で中国経済を見なければいけないとしている。更に日本の景気回復の陰の主役は中国であり、人民元の切り上げの可能性について論じている。

 途中で図書館へ行き、日本人と日本語の起源に関する2冊の図書を返却すると共に、先日産経新聞に載っていたダン・ブラウン著「ダ・ヴィンチ・コード」下巻を借りてきた。上巻は大田区に36冊あるが全部貸し出し中で、待機中の人が230人いるという。閑人が多いのに驚いたが、ミラノでみた「最後の晩餐」にどのような秘密が隠されているのか、読むのが楽しみでもある。


[25日(水)] アクアスパ、北海道旅行写真のアップロード

 水曜日で定例のアクアスパへ行き、陸上、水上のトレーニングを行う。朝起きるときにはかなり疲労感があったが、トレーニングしてみると、別に体力的には異常はない。自転車漕ぎでも心拍数は100に達しなかった。ただ泳ぐ前の体重が75.9kgあったのは一寸ショックで、水泳は普段と同じ1000mであるが、かなり力を入れて泳いだ。例のノーブレッシングも5回とも問題なく、水泳後の体重は75.2kgであった。今後食事特に炭水化物に注意を要すると思う。

 午後からは6月末の北海道旅行の写真をこの夢幻日記に載せるか、続々GOLDEN AGEに載せるか検討した。枚数が少なければ夢幻日記でもよいが、枚数が多くなると面倒である。一方続々GOLDEN AGEは残りの容量が少ないので全部のせるわけにはいかない。そこで「ゆとりっぷ北海道一周6日間」としてデジカメでとった350枚の写真から、主なもの80枚を1枚あたり50KBに縮小していたので、そこから更に半分40枚を選んで続々GOLDEN AGEのフォトギャラリーに解説付きでアップロードすることとした。これでしばらく宿題になっていた北海道旅行の写真のHPへの導入が無事終了した。

 宿題の残りは老後計画の見直しとデータのバックアップを残すのみとなったが、明日はそれ以外の細かい未処理物件が大分溜まっているので、それらを片づけて机上の整理を行いたい。本当はゴルフの練習もしたいがなかなかする時間がない。
 尚オリンピックの金メダルは15で東京大会の16にあと一つと迫り、銀と銅を合わせると、先ほど金を狙っていた野球が三位決定戦に勝ち銅をとったので合計33となり、史上最高となった。野球が予選、準決勝と二度もオーストラリアに負けるとは思わなかった。金は分からないが、銀や銅は更に増加するものと思われる。日本選手の活躍は明るいニュースであった。


[24日(火)] 英国周遊行程表・携行品リスト作成、ウイルススキャンに3時間

 昨日の事前調査に基づき、英国周遊8日間の行程表を作成した。特に午前・午後に分け、訪問先はすべて英語で記した。例えばエディンバラはEdinburghであり、カッスル・クームはCastle Combe、ソールズベリはSalisbury であり、片仮名とは少し感じが違う。6日目のLondonは終日自由行動であり、市内の名所には殆ど行っているのでOxfordへ列車でゆくこととし、午前中に教会と博物館、午後からできればチャーチルのBlenheim Palace へも行って、帰ってからいくつかのCollageを覗きたいと思っている。なお便利になったもので、www.blenheimpalace.comでBlenheim Palaceの情報が入手できる。又Virgin Atlantic 航空なので、往復とも時間が決まっている。あとはHotelが決まれば最終となる。又携行品リストも作成した。ポンドをどのくらいもってゆくかが一つの問題である。今は1ポンドが200円以上する、高くなったものである。

 普段はAntiVirusでウィルス・スキャンをすると、約35万ファイルをスキャンするのに約1時間かかる。所が今日はどうしたことかなんと3時間もかかった。調子がよいと300ファイル位ずつスキャンするのに、1ファィルずつスキャンしたり、うっかりすると停まってしまう。このあたりの事情はまだよく分からないが、毎度3時間もかかったらこまる。来週もう一度試してから処置を考える。尚ウィルスによる被害は全くない。


 

[23日(月)] 英国周遊事前調査、オリンピック女子マラソン、公園散策と古墳群

 来月予定の「中世の古都エディンバラと湖水地方・美しき英国周遊8日間」の予備調査を、「地球の歩き方イギリス」で行った。訪問先の都市は、エディンバラ→湖水地方(ウィンダミア、グラスミア、ホークスヘッド、ニア・ソーリ、アンブルサイド)→ストラットフォード・アポン・エイポン→コッツウォルズ丘陵周辺(バートン・オン・ザ・ウォーター、バイブリー、バース)→ソールズベリー→ロンドンである。尚ロンドンでは1日自由時間があるので、オックスフォードへ行くこととし、列車で往復することとした。予定表と携帯品一覧表(含外貨)の作成を明日予定している。

 昼テレビでオリンピック女子マラソンのビデオを放映していたので、ついスタートからゴールまで見てしまった。野口みづきが27kmあたりからスパートし、ヌデレレバの追撃を振り切って見事金メダルに輝き、土佐礼子が5位、坂本直子が7位に入賞した。シドニーの高橋尚子に続き二連覇と共に、全員入賞は史上初めてという。世界記録保持者のラドクリフが36kmでダウンして泣いていたのが印象的であった。高度差200mの難コースを見事にものにした努力に心からの敬意を表する。

 今日は気温がぐっと下がって最高でも24℃以下であり、朝など20℃以下であった。そこで午後雨がふらないうちにと思って近くの田園調布せせらぎ公園(旧名多摩川園)を通って多摩川台公園に行った。前にも書いたことがあるが、多摩川台公園には10基の古墳がある。一番南にあるのが国指定史跡の亀甲山古墳で、5世紀初めに作られた前方後円墳で、荏原台古墳群54基の中で最大である。続いて北に向かって1号から8号までの古墳群がある。2号の後で1号ができて前方後円墳となったが、その他は円墳で6世紀後半から7世紀半ばにかけて作られたものである。更に公園の北端に都指定史跡の宝莱山古墳という4世紀末にできた一番古い古墳があるが、前方は南を向いて亀甲山古墳の前方部と相対しているが、後円部が一部都市化で削られているのは残念である。(尤も亀甲山古墳の後円部の一部もかつての浄水場のために削られている。) いずれにせよ、荏原台古墳群の中で、大半が都市化の波で消えているのに、多摩川台古墳群のみ原型を留めており、歴史的遺跡として保存して行きたいものと思う。


[22日(日)] 久しぶりにゴルフに堪能、アテネで日本選手活躍

 今日も予報で気温が30℃以下というので、8月に入ってはじめて本厚木に出掛けた。しかし結構日照時間が長く、後半ばててしまったが、最後の2ホールくらいは幾分涼しかったので何とか1ラウンド無事回れた。カートがないので、炎天下を歩くのはかなりきつい。

 スコアは前半はボギーぺース。後半も16番で深いラフでとらぶっただけで、後はボギーペースで回れた。今回は練習の甲斐あってパットの調子がとてもよかった。ボールを両足の中央に置き、左手の小指に力をいれて手首をあまり動かさないと、ボールはまっすぐねらい通りに走る。かなり長い距離からカップに沈めることができた。ただ残念ながら、今日は7番ウッドが思い通りに打てなかった。又60〜90ヤード位のアプローチがピンそばに寄せられなかった。折角4番ウッドの調子が良かったのに残念であった。今後アプローチの練習に取り組みたい。

 行きの東名は、結構車両は多かったが、渋滞はなく順調であった。ところが帰りはひどいもので、厚木のインターに入ってから、渋滞の原因である大和のトンネルまでに、なんと1時間以上かかった。眠気を抑えて事故の起きぬよう神経を大分使ったが、ゴルフ場を出てから帰宅するまで2時間近くかかってしまった。(行きは50分かからなかった。)

 アテネ・オリンピックの報道は、日本選手の活躍で連日極めて賑やかである。前半戦を終わって金メダルは既に12個とっており、過去最高の東京オリンピックの時の16個を上回ることは確実と見られている。同時に銀、銅共に5個ずつ獲得しているので、メダルは合計22個となる。今回の特長の一つは日本女子の活躍で、柔道にしても水泳にしても女子の活躍が目立った。後半戦にどのような活躍が見られるか楽しみであるが、前半戦同様後半戦でもなかなか感動的なシーンが見られることであろう。


 

[21日(土)] 地域の歴史・自然散策、ホームページ・ミックスの文書貼り付け

 今日は久しぶりに気温が30℃以下となった。先週も行われた、定年後を地域で楽しもうという趣旨の地域講座の2番目のプログラムとして「歴史・自然散策」が行われた。嶺町文化センターに集合後、桜坂を下り、沼部から六郷用水のほとりを歩き、水源のせせらぎ公園の麓から多摩川台公園に登り、亀甲山古墳の脇を通って古墳展示室に入り、荏原台古墳群の解説を見る。ついで多摩川台公園の1号古墳から8号古墳の脇を通り、最古の4世紀の宝来山古墳を眺めてから多摩川に降り、多摩川田園調布緑地から川べりの散策路を上流に向かって歩き、途中竹林の陰で休憩し、等々力渓谷に入る。清流の渓谷を登り、等々力不動に行き休憩する。ついでに近くの稚児大師に参る。その後更に等々力渓谷を登り、環八の下をくぐって東急大井町線のとどろき駅で解散する。歴史あり自然ありの散策であった。

 今週読んだ轆輪真山と安本美典の「日本人と日本語の起源」に関して、昔の安本美典の同名の著書や埴原和郎の「日本人の成り立ち」と比較して、「「日本人と日本語の起源」に関する論争」という文章を作った。そこえたまたま、ジャストシステムのミックスパーク・プレス第12号というメールが届き、ホームページ・ミックスで文章をコピー、ペーストする方法の紹介があった。従来HPMIXにはコピーや貼り付けの機能が示されていないので、一字宛キーを叩いてインプットする必要があった。ところが例えば一太郎の文章をコピーして、HPMIXの歴史道楽の文字書き込み欄にクリックして、Ctrl+Vひキーを押すと、歴史道楽に見事に貼り付けされることが分かった。このためミックスパーク事務局に感謝のメールを送ったが、嬉しいことに今後続々GOLDEN AGEのインプットが断然楽になることが明らかとなった。


[20日(金)] TOB会定時総会、新説!日本人と日本語の起源

 株式会社トプコンの常勤役員OB会が板橋区蓮沼の本社で行われた。他社では社友会と称しているが、トプコンはTOB会という任意団体としている。いつもは株主総会の直後に開かれるが、今年は初めての会社紹介ビデオのお披露目をかねて8月になった。今日は暑くて東京は36.5℃になった。京浜東北線で赤羽まで行き、タクシーで会社まで行った。

 トプコンは現在比較的業績好調で、測量機、眼科医用機器、産業機器、光デバイスの四つの事業部門を持っているが、海外比率は65%であり、特殊なものではあるがトップシェアの物が多い。液晶カラーフィルター用露光装置の工場を見学したが、シェアは40%だという。中期計画では今後光デバイス、産業機器部門の売り上げ増大を計画している。昔カメラをやっていたが、今はレンズユニットなど部品事業に重点を置き、効率的な営業体制をとっている。懇親会で旧知の方々と久しぶりに談笑しながら昼食を共にした。

 一昨日アイヌ語こそ縄文日本語であり、日本語の祖語であるという新(珍)説を紹介したが、今日は往復の電車の中と帰宅後「新説!日本人と日本語の起源」安本美典著、宝島社新書、2000年5月24日発行、700円+税、大森南210.3ヤ、を読んだ。
 安本氏は前作「日本人と日本語の起源」とがらりと変わって、自然人類学者埴原和郎氏の二重構造論を徹底的に批判し、日本人は日本海の北回りで大陸とつながる環日本海人の子孫が縄文時代人の大多数で、南回りで大陸とつながる環日本海人が長江下流域からの水田稲作や文化などを積極的にとりいれ、弥生文化を成立させた。長江下流域からきた人の数はそれ程多くはなかったが、一時期政治的な力をもっていたり、国作りを行った可能性がある、としている。

 寒冷期の前後という埴原氏の説が南北と取り違えられたり、縄文時代の言葉にインドネシア語の影響が大きいことを認めながら、南方からの海洋民族の流入を無視していたり、安本説もそのまま受け入れることはできない。何か東大と京大の喧嘩のような感じもする。尚埴原説に関して国立科学博物館が90人の各方面の専門家でプロジェクトを組み、検証を行っているのでその結果を待ちたい。


[19日(木)] 東芝那須睦会会報へ投稿

 今年は喜寿なので、記念品を出すから会報へ投稿するよう依頼を受けていたので、本日「喜寿を迎えて−思い出と近況」という題で原稿を作り、パリで夜とった写真をつけて事務局へ送った。

 実は喜寿が77才ということは知っていたが、満か数え年か分からないので調べてみた。還暦は満であり、古稀は中国からきたが、喜寿、傘寿、米寿、白寿は文字から日本で作ったもので、普通は数え年だそうである。従って公式の昭和2年1月1日生まれだと昨年が喜寿になり、本来の昭和元年12月28日生まれだと一昨年が喜寿となる。従って個人的には3年に亘って喜寿を楽しんだことになる。

 那須睦会は医用機器部門のOB会なので、あらためて「激動の昭和一代記」を開き、第二部、第五章と第六章に書かれている工場長、事業部長時代の記録を再読した。考えてみれば、私の46才から55才の正に職業時代花の時代であった。技術革新と国際化で環境激変の時代であり、重電から移動したにも拘わらず、やりたい放題やらせてもらったので、迷惑した人もあったかも知れないが、私にとっては誠に幸せな巡り合わせであったとつくづく感じる。

 文字数の制限から、近況についてはあまりふれる余地がなく、文章として満足な出来ではないが、とりあえず提出しておき、10月の総会を楽しみにしている。これにより宿題も大分片づき、いよいよ来週から来月の英国旅行の調査に入れることになった。

 オリンピックでは相変わらず日本選手が活躍し、既に金メダルを9個獲得し、更に増加の見込みである。健闘を祈るや切である。


[18日(水)] アクアスパ、道州制関連業務、日本語の起源新説

 水曜日として定例のアクアスパへ行き、トレーニングを行った。陸上では負荷65kgで自転車漕ぎを10分余、4kmで40kcal消費しているが、いつもだと心拍数が100か高くて102なのに、今日は珍しく104を記録した。しかし陸上のトレーニング自体には異常がなかった。水泳もいつもの通り1000m泳いだが、常時健康のバロメータにしている前後5回の20m無呼吸クロールが、普段と違って最後が一番きつかった。やはり暑さによって多少体力に影響があるのであろうか?

 道州制に関連していろいろと雑務をこなした。まず昨日の「道州制実現への挑戦」の原稿に関して、添付文書による送付を要求された。一太郎の添付文書は開けぬ人が多いのであまり使わないうちに、添付文書の作り方を忘れてしまった。C→JUST→ドキュメント→MYHOME→一太郎で指定できることが分かった。又FAXでも送付した。
 又「市町村合併の推進策」についてMLで討論されているが、内容の細部について訂正意見の提出を行った。
 一番の問題は昨日も指摘しているように、道州制実現戦略は2年前に特別委員会を作り、ブレークスルー思考で練り上げているものであり、うっかり忘れていた。そこで特別委員会の5回の議事録と配布資料を調べた結果、一昨日の資料は無用であり、むしろ特別委員会の成果である「道州制実現推進戦略」をコピーし、これに基づいて進捗度をチェックし、今後の方針を具体化し、場合によっては変更を協議することとし、MLでお詫びと共に訂正通知を出した。これにより当面道州制関係の宿題は片づいた。


   「日本人と日本語の起源@」轆輪真山著アダプト技術研究所2000年6月6日発行(大田図書館810ロ)ではアイヌ語こそ縄文日本語で日本語の起源であるとしている。万葉集に出てくる主要な枕詞はすべてアイヌ語であり、弥生時代以後半島を経由して渡来語が流入したが、万葉時代まで政治文学はアイヌ語が主流であったという。浅草の神輿のかけ声の「ソイヤ」はアイヌ語で、一般の「ワッショイ」は韓国語からきているという。俄に信じがたいがこのような説もあると理解することとした。

 尚アテネオリンピックでは連日日本選手が活躍しており、時差の関係で深夜に放送があり、寝不足になる人が多いという。多少は若い人の愛国心を刺激するであろうか?

[17日(火)] 道州制反対論、道州制特集号への投稿

 昨日に続いて宿題の処理としてまず道州制反対論を道州制推進連盟のHPの会議室に新しいスレッドとして取り上げた。今までも時々反対論があるが、とりあえず反対論とその根拠を募集し、その上で反論を開始したいと思っている。何となく反対では困るが、根拠があれば議論になるし、道州制の推進にとっては必要条件だと思う。

 続いて生活者通信の道州制特集号へ投稿するために、過去の記録を調べ、「道州制実現への挑戦」と題して原稿を作成した。内容は1.道州制推進連盟の設立、2.日本国崩壊の危機と危機克服の基本戦略、3.道州制推進連盟の活動状況、4.今後の道州制実現戦略(市民運動の展開)と(国民会議の展開)とした。

 上記原稿作成の過程で、ブレークスルー思考による戦略の策定を、2年前にも道州制実現戦略として実施していることが明らかとなり、昨日の検討を一部修正する必要が生じた。


[16日] 「なぜ今道州制が必要か」、英国旅行、ブレークスルー思考

 宿題としてまず道州制推進連盟の宿題から着手した。「なぜ今道州制が必要か」の改定案を作成した。第3項の「日本が財政破綻するとどうなるのでしょうか?」という問に対して答えを「国債が暴落し、金利が上昇して株式、為替が暴落し、世界恐慌になる可能性と共に、倒産、失業、物価が急騰し、輸入ができなくなり治安が悪化します」とし、第5項の「自己責任による自立は地方の切り捨てになりませんか?」の問に対して答えを「いいえ、首都圏と比較せず、海外の独立諸国と比較すると自信が湧いてきます」と変更した。

 午後から蒲田の近畿日本ツーリストへ行き、英国旅行の申込みとパスポートの提示を行った。秋になると英国はあまり人気がなく、各社のツアーも不成立の所が多いが、近ツリの値段の安いツアーには多数集中するので驚いた。既に参加者が29名もいるという。往復に安本美典の「新説・日本人と日本語の起源」を読み始めた。昔の同名の図書と随分内容が変わっているようである。

 道州制実現戦略の再検討の一環として、ブレークスルー思考が変化したかどうか、この道の識者である海辺氏に電話で問い合わせたが、変化はないとの回答であった。そこで6年前の戦略特別委員会の資料から、「ブレークスルー思考とその手順」という資料を作成し、「問題点と状況の明確化」、「戦略特別委員会中間報告」、「戦略特別委員会最終報告」を参考資料としてまとめ、来月の例会に提示して協議することとした。


[15日] 終戦詔勅奉戴記念日、宿題の整理、ゴルフ、オリンピック

 毎年8月15日は終戦記念日と称されてきたが、正しくは終戦の詔勅を奉戴した記念日であって、その日に戦争が終わったわけではない。ミズーリ号で停戦の調印をしたのは9月2日頃であったし、その後7年近く連合軍という名目で米軍の占領下にあり、講和条約を結んでそれが発効し、正式に占領状態が終わって日本国の主権を回復したのは1952年(昭和27年)4月28日であった。従って占領中の憲法は本来国際法違反であり、8月15日を終戦記念日として平和憲法遵守と言うのは歴史認識を誤っている。

 昨日の文化センターでの地域講座が終わって一息ついたが、あらためて現在抱えている宿題の整理を行った。おおまかに言って7項目あり、@道州制推進連盟の宿題、A生活者通信10月道州制特集号への寄稿、B那須睦会会報への喜寿受賞記念投稿、C美しき英国周遊8日間(9月24日出発)に対する事前調査・準備、D北海道旅行写真のHPへの導入、E老後計画の見直し、Fデータのバックアップ、などである。@、A、Bあたりは今月中に片づけたい。

 今日は40日ぶりに真夏日が終わり、朝は20℃前後であり、日中でも家の中は24℃位という信じられないような涼しさであった。そこで気分転換を兼ねて、久しぶりに久が原の練習場にでかけて、ゴルフクラブの打撃練習をじっくりと行った。アイアンはグリップを固めて右足の送りに注意すると、概して好調であった。ウッドでも同様であるが、#4だけが時にボールがあまり上がらないことがあった。 家に帰ってからパットの練習を行った。なるべく手首を使わない方が結果がよい。

 図書館に頼んでいた本が入ったので、歩いて取りに行くと共に、正論など雑誌も読み、更に帰途散歩して歩数を稼いだ。涼しいからこそであった。

 オリンピックではいろいろな競技が始まり賑やかである。早速女子柔道48kg級で谷選手が最初の金メダルを獲得して二連覇を果たし、続いて男子柔道60kg級で野村選手が三連覇、日本として通算100個目の金メダルを獲得した。男子野球のように大勝したものもあるが、残念ながら破れたものが多いらしい。昼はアテネも暑いらしいが、選手の健闘を祈る。


[14日(土)] 地域講座で講演、アテネ・オリンピック開幕

 「定年後を地域で楽しもう」という区民による区民のための連携講座として、4回に亘る地域講座の第1回目が本日午後開かれた。本日は嶺文いきいき倶楽部の主催で「定年後の人生の楽しみ方」と「最も経済的な趣味・読書による発見」をそれぞれ15枚と20枚のスライドを使って約2時間講演した。内容は「激動の昭和一代記」、「ゴールデン・エイジ」、「続ゴールデン・エイジ」のエッセンスである。

 いきいき倶楽部は今から8年前に文化センターの講座から20人でスタートしたが、だんだん会員が減り、その後補充しているが現在13名なので、大田区の教育委員会事務局・社会教育課にはたらきかけ、区報で約20名募集してもらい、料理の厨々会と連携して講座を開いたものである。あとハイキング、男の料理、パソコンの講座を予定している。

 今日の講演のために内容的にいろいろと準備したが、一つはパソコンの応用ソフトで「Power Point」を習い、それに基づいてスライドを作成したが、プロジェクターを区から借用し、うまく接続できるかどうか懸念していた。結果としてプロジェクターとPCとの接続ケーブルはプロジェクター側のケーブルを接続し、大型TVと同様、FnとF5キーの操作でプロジェクターとPCの両方に画面を映し出すことが案外簡単にできてほっとした。これで宿題を果たし、肩の荷が下りた。しかしあとまだ宿題がいくつか溜まっているので、整理してなるべく早くこなしたい。

 いよいよ今日の未明からアテネ・オリンピックが開幕し、紀元前の模様を再現した開会式をはじめ、柔道や水泳や各種競技が始まった。男子サッカーは早速南米の強豪パラグアイに負けてしまった。これから17日間いろいろな競技が行われるので、楽しみである。


[13日(金)] ツアー探し、スライドショー予習、夢幻日記コピー

 昨夜から海外旅行イギリスのツアー探しをした。第一希望が新日本トラベルの英国周遊9日間、第2志望が近畿日本ツーリストの美しき英国周遊8日間、第3志望が日本旅行のイギリス・ハイライト8日間となり、JTBの英国物語8日間は9月は締め切り、阪急の英国周遊10日間はキャンセル待ちであった。そこで新日本トラベルに申し込んだが催行の確率は50%というので近畿日本ツーリストに申し込んだら、何と28名もいるという。しかし他の所は客が集まらないので一番安い9月24日出発のツアーに正式に申し込んだ。ユーラシアも正式に不成立となり、申込金の返金手続きが行われた。これでようやくツアー探しが落着した。

 明日の地域講座で予定している「定年後の人生の楽しみ方」、「最も経済的な趣味・読書による発見」を、Power Pointで作ったスライドを投影しながら、準備したノートを見ながら説明する予習を行った。問題はプロジェクターとの接続で、大型TVとの接続は経験があるが、プロジェクターは初めてなので、うまくいけば良いなと思っている。

 昨日に続いて2004年の夢幻日記の日付順のファイルを作成し、表紙の次に月の目次をおき、各月はその冒頭に1ヶ月分の目次をおく形式とした。1月から7月まで同じスタイルでまとめるために、1行あけ、2行あけのスタイルを統一した。A4版でコピーしたが7月分まてで120頁になってしまった。塵も積もれば山となる感じである。


[12日(木)] 道州制推進連盟例会議事速報作成連絡、夢幻日記6月分7月分目次作成、英国旅行ピンチ

 昨日書きかけの夢幻日記を書き上げて発表し、ついで昨夜の道州制推進連盟8月例会の議事速報を作成し、MLで会員に連絡し、HPの活動記録にのせ、別途生活者通信への投稿を行った。併せて財政破綻についてインターネットで調査を行った。

 日付順の夢幻日記の6月分と7月分について、目次の作成を行った。今の所一ヶ月毎に纏めているが、年間で纏める時に、どうしても年間としての目次が必要になり、これをどのような形にするか検討中である。全部一つのファイルに纏めれば、何月分は何頁の目次を見ればよいか分かりやすいが、ファイルが大きくなるので、うまくゆくかどうか心配がある。しかし今までの著作から考えて可能であると判断できる。

 9月の後半に英国の北部に旅行しようと思ってユーラシアに申し込んでいたが、どうやら不成立になりそうである。月の前半出発のものは成立のようであるが、前半にはいろいろと先約があり、旅行が難しい。従って、9月後半でユーラシアで成立するものを探すか、他の旅行社のツアーを探すか、1ヶ月先に延ばして成立するものを探すか、今夜中に調査して明日ユーラシアと交渉することになろう。


[11日(水)] アクアスパ、7月日記帳、道州制推進連盟例会

 水曜日恒例のアクアスパへ行ってトレーニングする。実は数日前から足のストレッチングを入念にやるようにしたら、右膝の痛みはなくなってしまった。又背中が丸くなるのを抑えるために、ぶら下がり機を活用することにした。アクアスパの陸上トレーニングでは、先週両腕を広げる運動を少し過激にやったら、胸の筋肉の一部を痛めてしまったが、イドメシンをつけて治ったので、今日は正常に実施した。プールでも特に異常なく、暑さは記録的に続くが体調は何とか正常である。

 午後はいろいろと整理を行ったが、中でも夢幻日記の7月分を、1日からの順番に編成替えしてマイドキュメントに入れた。これにより1月から7月まで日日順に編成替えが完了したので、近いうちにコピーして簡単に製本しておこうと思う。

 夜は道州制推進連盟の例会に出掛ける。今日は常連8人と新入り2名で合計10人の出席を得、活発な議論が展開された。道州制に関する注目情報の説明後、提出資料に基づき討議の結果下記結論となった。

@「なぜ今道州制が必要か?」は財政破綻の説明を含めてMLで検討し、次回まと
  める。
A「道州制区割り案」は具体案の前にまず区割りの原理をあらためて明確にする。
B「市町村合併問題」の問題点と解決策は要点を分かりやすく1頁にまとめる。
C「税金」の資料では法人税が本社地区にかたより、地域ごとの税収が現状では
  分からない
D「道州制実現戦略」は、まずブレークスルー思考に進歩はないかチェックする。 Eその他として、道州の海外比較を進めること、反論に対する反論を会議室にか
  けることとした。


[10日(火)] CT検査、なぜ今道州制が必要か?、日本語の成立

 右耳下腺腫瘍を抱えて久しいが、腫瘍の動向をCTで検査して前回と比較することになり、大井町のT病院で検査した。予約時間より30分位早く着いたら、予想外に早く検査してくれた。それはよいが、頸骨が前傾するようになって、枕が必要になったが、構造上あまり枕を重ねられないので、毎度CT検査の時は首が痛くてかなわない。

 息子が現在マレーシアで働いているので、嫁と孫2人が10日ばかりクアラルンプールへ行って今朝帰ってきた。今は日本より涼しいようである。横断歩道がないのは相変わらずだが、息子のマンションなどにも6階にプールがあるそうである。毎日プールへ入ったり、海水浴に行ったり、ツインタワーへ行ったり、結構忙しかったようである。

 明日道州制推進連盟の例会があるので、先月の議事録に書かれていた今後の運動方針の一環として、「なぜ今道州制が必要か?」の原案を作成した。@このままで日本国は大丈夫でしょうか?、A危険な状態をなぜ放っておくのでしようか?、B日本が財政破綻するとどうなるのでしょうか?、Cどうすれば破綻をふせげるでしょうか?、D自己責任による自立は地方の切り捨てになりませんか?、という疑問にそれぞれ簡単な答えと説明をつけたものである。

 講談社現代新書の「日本語の成立」(安本美典著)を一気に読む。結論として年代順には、古極東アジア語からアイヌ語、朝鮮語が分かれ、インドネシア系言語、クメール系言語が入って原日本語となり、紀元前後にビルマ系江南語や中国語が入り、本土と琉球と分かれ、本土にはその後朝鮮語が入り、琉球には更に中国語やインドネシア系台湾語が流入した。日本語としては6000〜7000年以上前に古極東アジア語が入り、文法的、音韻的特徴と若干の基礎語彙として残り、5000〜6000年前から弥生時代の初めの頃までインドネシア系、クメール系の言語が入り、基礎語彙として残り、弥生時代に中国江南地方からビルマ系言語が入り、身体語、数詞、代名詞、植物関係の語となり、西暦紀元後中国語が多くの文化語として日本に入った。言語は人間が話すものであり、日本人の起源も同様のものであろう。


[9日(月)] 立秋は過ぎたけれど暑いので夏休み

 先週の土曜7日が立秋であったが、依然として30℃以上の夏日が続いている。もっとも立秋といっても立春から始まる24節気は古代中国の黄河流域に起こった文明で、黄河流域の季節感に基づいているので、本来日本の季節感とは若干のずれがある。しかし昼間は暑いので、新聞も休刊日だし今日は久しぶりに夏休みとした。

 毎年8月6日は広島、9日は長崎の原爆記念日である。広島では秋葉市長が相変わらず社会党的挨拶をしていたが、長崎の市長挨拶はよく聞かなかった。テレビでは南洋のマーシャル諸島で原爆実験のための被害が出て、今でもアフターケアをしていると報道していた。原爆被害を単に被害としてみたり、戦争するから悪いと短絡したり、とにかく原爆は怪しからぬと言ってみたところで始まらない。危険な兵器をどうしたら使わせないで済むか智恵をしぼる必要がある。

 久しぶりに「ゆとりっぷ北海道一周6日間」の写真約400枚のなかから79枚選び出し、1枚当たり50kBに圧縮し、合計で4MBにまとめることができた。途中いろいろとトラブルがあって、削除しようとすると自動的にコピーされてしまい、簡単にはいかなかったが、ようやく「北海道一周の選択」としてまとめることができた。これを続々GOLDEN AGEのフォトギャラリーにのせようかと思ったが、容量が一杯なのであきらめ、いずれこの夢幻日記に掲載しようかと思っている。

 夕食後例の如く散歩に出掛けた。多摩川の丸子橋の上では、川面を吹き上げる涼風に、何とも言えぬ快感を味わえた。それにしても橋の上を歩く人は極めて少ない。しかし一旦町中に入ると途端に生暖かい風に見舞われる。今日は月曜だが、お盆休みのせいか、川べりには何組かバーベキューをしているのが見えた。一時間ばかり歩いてくると気分がさっぱりする。


[8日(日)] アジアカップ日本優勝、道州制情報検索、コラム・歴史道楽

 昨夜北京で行われたサッカー・アジアカップで、日本が3:1で中国を破り優勝した。テレビで観戦したが、なかなか面白かった。前半日本が先取点を挙げたがやがて追いつかれ、勝負は後半に持ち越された。後半はCKで決勝点を挙げ、更に終了間際に玉田が抜け出して追加点を挙げて勝負を決定づけた。今朝の新聞によると、中国の監督(オランダ人)は日本の勝ちを認めていないという。又1万人の警官を動員しながら、サポーターが日本国旗を焼いたり、大使館の車のガラスを割ったりする乱暴を抑えきれなかった様である。

 今まで政府をはじめ、マスコミも中国に甘かったが、アジアカップでの対日ブーイングの根源が、江沢民の反日教育によることが周知されるようになったことは予想外の効果であった。今後は中国や韓国の反日的言動に対して、その都度厳重に抗議する必要があり、歴史の改竄に対しても訂正を要求すべきである。

 今日は暑いのでゴルフの練習会を休んで、インターネットにより道州制の情報検索を行った。どちらかというと道州制に否定的な意見を探した。一つは官房副長官の杉浦正健氏が自民党の道州制推進議員連盟の会長で、4日午後道州制担当相の新設を首相に要望したが、首相に時期尚早と否定され、「道州制がどういうものか分かり難いから、北海道に提案してくれと言っている」と逃げたそうであるが、首相としては不勉強のそしりを免れない。又地方では、東京一極集中から自立・自己責任の原則に対して自信がなく、地方切り捨てと受け取っている向きが多い。これらの啓蒙には、各道州の総生産についてヨーロッパ諸外国との比較を図式的に提示するのが賢明な対策ではなかろうかと感じた。データは内閣府経済社会総合研究所が国内各地域、海外各国について発表している。

 先日来の読書の結果作成したエッセイとして、「第一次世界大戦後の講和会議に対する批判と提言」を続々GOLDEN AGEの「歴史道楽#86」に、又「人間とは如何なるものか」を「コラム#92」にそれぞれ登録した。


[7日(土)] 人間とは如何なるものか、日本人の起源

 昨日読み切れなかったカレルの「人間−この未知なるもの」の残りを読み切り、「人間とは如何なるものか」という題で、A4版1頁のエッセイを書いた。最後の人間復興の条件の中で、老化を防ぐには厳しい規律鍛錬が必要であり、自然な健康こそ大切であり、健康の事など考えないで暮らせるようにできていなければならない、という指摘はいささか耳が痛かった。たしかに非人間的科学は進歩したが、肝心の人間の科学が進んでいないため、折角の文明も人間の退歩を促進しているような面がある。又所謂「人間」というものは自然界には存在せず、いるのは「個人」であり、それぞれが独自の性質を持っているという指摘も耳新しかった。

 図書館に行って「講和の経済的帰結」と「人間−この未知なるもの」を返却した。14日の地域講座のために「激動の昭和一代記」、「ゴールデン・エイジ」、「続ゴールデン・エイジ」を借り出した。又日本人及び日本語の起源に関連ある文献の調査を行ったが、大田図書館にある下記三冊を借りて読み、安本美典の「日本語の成立」だけ借りてあとは返却した。
 埴原和郎編「日本人の起源 増補」朝日新聞社 94-12
 中島一憲著「日本人の起源と古代史の実像」図書刊行会 94-07
 安本美典著「日本語の成立」講談社78-05

道州制推進連盟のHPの談話室に日本人の起源について、縄文系と渡来系の二重構造モデルを提唱している自然人類学者である埴原和郎氏の説を紹介した。縄文系は原アジア人(古モンゴロイド)で、寒冷地適応を遂げておらず、東南アジアから来日し、渡来系は北東アジア人でシベリアから中国、韓国を経て弥生時代に来日したという説である。日本語に南方系語彙が多いことと符合している。

 今日はサッカーのアジアカップ日中決勝戦がこれから行われるので、テレビで観戦する予定である。


[6日(金)] 人間−この未知なるもの、ウィルススキャン、多摩川べり散歩

 「いま大人に読ませたい本」の必読書として渡部昇一が推薦した、ノーベル生理学・医学賞を受賞したアレキシス・カレル著「人間−この未知なるもの」を読み始めた。科学はいろいろな面で進歩したが、それでも人間については分からないことがあまりにも多い。その原因は祖先に暇がなかったのと、人間が複雑すぎるのと、我々の心がそれに向くようにできていないからである。この障碍は根本的で、これを除くことは望めず、不屈の努力で障碍に打ち勝たなければならない。我々は全ての科学のうちで「人間の科学」が一番難しいということをはっきり認識する必要がある、と著者は述べている。

 内容は八章あり、@人間とは何か−その多用な資質の未来、A「人間の科学」−分析から総合へ、B行動する肉体と生理、C創造する精神、D人生の密度と「内なる時間」、E適応の構造、F「知的個人」の確立、G人間復興の条件、となっている。 難しいことがいろいろと書かれているのでなかなか読み進まず、まだ3割位読み切れていない。多分明日読み切って昨日のケインズの著書と同様にエッセンスをコラム用に随筆としてまとめる予定である。

 読書の時間を利用してウイルススキャンを行った。ファイル数は約35万で約1時間かかった。
 夕刻運動の為、多摩川縁を散歩した。昼間は暑いが、陽が落ちてから風があるので気持ちよかったが、さすがに約1時間歩いて家に着く頃は汗を一杯かいていた。尚堤防の草は全部綺麗に刈られていた。又ランニングしているのは若い女性が多かった。川向こうのマンションやビルの灯りが印象的であった。


[5日(木)] 講和の経済的帰結、素晴らしきかな夕焼け

 日曜日に読書録に登録した谷沢永一・渡部昇一の「いま大人に読ませたい本」の冒頭に書かれた必読書J・M・ケインズの「講和の経済的帰結」を一気に読んだ。ケインズは英国の生んだ経済学者として有名であるが、若き日英国大蔵省に配属され、第一次世界大戦後のパリ講和会議で同省の正式代表をつとめ、更に最高経済会議にも英国蔵相代理として列席した。

 ところがフランスのクレマンソー大統領、イギリスのロイド・ジョージ首相、アメリカのウィルソン大統領といった巨頭の考え方がおかしく、おかしな講和条件の草案に実質的な変更を加える望みが、もはや抱けないことが明白になったとき、ケインズは身を引いて、講和条約に対する批判と改定案を2ヶ月でまとめて「THE ECONOMIC CONSEQUENCE OF THE PEACE」という図書を出版した。

 その訳本を読んだわけであるが、第一次大戦の頃のヨーロッパの事情や関係国首脳の考え方が克明に描き出されており、フランスのようにドイツに対する復讐の念が強すぎることはヨーロッパのためにならないことを強調し、当時の世界情勢に対して認識を新たにすることが多かった。同時に第二次大戦後の日本の立場にも考えさせられるものがあった。

 夕方涼しくなってから散歩にでかけた。多摩川に架かる丸子橋から眺める夕焼けの光景は、今までにない特殊な構成で、真っ赤に焼けた雲と共に真っ白な雲、更には青空が覗いていて、今まで観たことのない複雑な夕焼けであった。


[4日(水)] アクアスパ、地域講座のスライドにノート付与

 水曜日なので定例のスポーツセンター・アクアスパへ行く。先週は八ヶ岳へ行っていて休んだが、陸上のトレーニングでは全く異常がなかった。水泳では例の20mノーブレッシングで最初のうちは少し息が苦しかった。終わりの方では何ともなくなったが、やはり暑さと運動不足で多少運動能力が落ちているのであろう。かといってこの暑さでは日頃の運動は難しい。従って早く涼しくなるのを願うか、又は再び涼しい所へ行って運動するかのどちらかであろう。

 8月14日に行われる地域講座用に、Power Pointでスライドを、「定年後の人生の楽しみ方」で15枚、「最も経済的な趣味・読書による発見」で20枚作成した。このスライドにノートをつけると、A4版でスライド部分が上部4割位、下部6割位がノートとして空白になる。従ってこの空白部分を利用して、スライド部分の補足説明を書いておくと、スライド説明の原稿として利用できる。スライドの内容は「激動の昭和一代記」、「ゴールデン エイジ」、「続 ゴールデン エイジ」の3著書から引用しているので、スライド毎に原文を参照して、補足すべき事項をノートに記した。これで地域講座の講義の準備は整った。


[3日(火)] 7月決算、資産変換、ソフトカイロ、英国旅行ピンチ

 昨日預金通帳の記帳をしたので、今日は朝から7月の決算を行った。午前中で勘定は終わり、午後勘定奉行で青色申告用のデータを作成した。ビビエンダ田園の預金残高が通帳と計算上と合わないのでその原因を調査した。その結果重複記載の間違いとクレジットカードからの転載によるものが通帳からは引かれていない事によるものと分かった。

 続いて資産変換の処置と共に、内外・投資信託・公社債一覧の修正作業を行った。昨年の6月からさぼっていたので、銘柄の変更だけでなく、概算評価額の変更も含み、パソコンによるデータの変更にかなり手間取った。

 暑い日が続くのに、連日何だかだと作業を続け、いささか疲労が溜まり、右足の膝も階段を上る際に痛む事がある。そこで久しぶりだが近くのソフトカイロに行って全身をマッサージして貰った。これをやっておくと調子がよい。

 9月にイギリスへ行くつもりでユーラシア旅行社に申し込んでおいたが、6名の団体のキャンセルで人数が足りなくなり、催行が怪しくなったと連絡があった。出発日を変えてはとの提案はお断りし、第二志望を通知すると共に旅行社で頑張って申し込み者を募集して欲しいと要望しておいた。


[2日(月)] 続ゴールデン エイジ、Power Point ノート

 昨日に続き、「続ゴールデン エイジ」の「第二部 知的好奇心の探求」の残り第四章から第九章まで読んだ。即ちC日本史の周辺、D文明論、E宗教論、F哲学論、G科学論、H政治・経済・社会である。
「第三部 異文化探訪記」は詳しくは読まなかったが、一通り目を通した。@イラン大周遊12日間、Aニューヨーク・ロサンゼルス家族旅行、B中国物語15日間、C韓国紀行5日間、Dスイス漫遊15日間、Eインド悠久文明の旅13日間、Fべネルックス三国周遊13日間、Gオーストラリア東岸10日間、Hベトナム・ラオス・カンボジャ17日間、Iドイツ北東部・歴史物語15日間、J文明の十字路シチリア・マルタ10日間、Kロシア・ウクライナ・バルト三国15日間
 このほかホームページ「続々GOLDEN AGE」にもコラム、歴史道楽、異文化探訪記があるが、こちらはまだPower Pointで作成したスライドに利用していないので、とりあえずPower Pointのスライドにノートをつけて一枚宛コピーした。そしてノートの部分にスライドの説明を記録し、講義をするときの説明資料とした。まだ全部カバーしたわけではないが、今月14日の講座に対してひとまず格好がついた。

 一日家の中にいると運動不足になるので、夕食後夫婦で多摩川の丸子橋を渡って川崎側まで散歩した。昼間は相変わらず暑いが、夕方の川の上は結構風もあり涼しかった。しかし今度の日曜のゴルフ練習会は又30℃を超えると予報がでているので不参加の連絡をした。


[1日(日)] 読書録整理、続ゴールデン エイジ

 谷沢永一著「日本人の誇り」、金兄弟著「韓国民に告ぐ!」、呉善花著「日本が嫌いな日本人に」、本多勝一他「南京大虐殺、歴史改竄派の敗北」、藤岡信勝「自虐史観の病理」、谷沢永一、渡部昇一「いま大人に読ませたい本」を読書録に記録した。
 また「いま大人に読ませたい本」にて推奨されている図書53冊をリストアップし、一太郎に登録し、今後の利用の為にプリントした。
 ついで図書館へ行き、後の3冊を返却し、推薦図書の中からケインズ著「講和の経済的帰結」とカレル著「人間−この未知なるもの」を借り出した。

 「激動の昭和一代記」と「ゴールデン エイジ」を読み終えたので、「続 ゴールデン エイジ」を読み始めた。とりあえず「第一部 喜寿を迎えて」より全四章即ち@高齢期の人生設計、A健康第一、B我が家の情報革命、C趣味を読み終わり、「第二部 知的好奇心の探求」に入り、全九章のうち三章まで読み進んだ。即ち@歴史とは何か、A戦争とは何か、B世界史つまみ食い、であり、第四章日本史の周辺を読みかかっている。第三部異文化探訪記も十二章あり、全部読むのにはまだ多少時間がかかるが、なるべく早く読み終わりたい。





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