2005年4月日記帳


[30日(土) 正論、息子のゴルフレッスンと息子一家との夕食、占領と東京裁判 

 今朝は少し寝坊したが、「新しい歴史教科書」をグーグルで検索した後、雑誌正論の掲示板を眺め、序でに正論の購読を申し込んだ。やはり日本人の歴史認識が狂っているうちは、国家としても問題であり、ごく最近では小泉首相がアジア・アフリカ首脳会議で謝罪しているが、これも歴史認識としては間違っており、将来に禍根を残した事になるであろう。

 息子がマレーシアから帰ってきたので、久が原の練習場に連れて行ってゴルフレッスンを行った。まだ50才前なので馬力がありボールがよく飛ぶが、方向性に問題があり、ウッドには確実性が乏しい。しかし私が昔使っていたタラコの4番アイアンなどは素晴らしくボールが上がり、うらやましい限りであった。打つときに右膝を少し落とせといったら、途端に打ち損じがなくなり、本人も満足していた。夕方には一家でやってきて夕食を共にした。尤も昼も孫達は遊びに来ていたので、連休中は家内が大変である。

 大東亜戦争の総括については、第三部占領と東京裁判の残り4編を読んだ。すなわち西尾幹二の「日本とナチスは同罪か?」で全く違うことを説明している。又ドイツの実態も伝えられているのとは大いに違うとも言っている。田中正明の「「南京大虐殺」の虚構」では、南京大虐殺は全く存在せず、東京裁判ででっち上げたものであると断定している。冨士信夫の「私の見た東京裁判」では、彼は旧海軍から派遣されて詳細に裁判を観察したというが、裁判という形をとりながら、如何にインチキな裁判であったかを丹念に報告している。最後の高橋史郎の「戦後五十年と占領政策」では、副題として「日本人の戦争贖罪意識はいかにして形成されたか」とあるように、240万頁の占領教育文書を14年かけて発掘し、精神的武装解除を占領政策の中枢に据え、米人の書いた「太平洋戦争史」で新しい歴史を発明し、神道指令で大東亜戦争の文字の使用を禁止し、侵略史観を強要し、南京虐殺を初めて報じて日本人の自尊心を失わせたという。更に新聞・ラジオ・映画を通じて日本人を洗脳したという。今こそ自分の言葉で大東亜戦争を総括すべきであるという点に同感する。


[29日(金) 大型連休始まる、大東亜戦争の終結とアジア、東京裁判と国際法、 

 今日から5月2日と6日を休むと8日(日)まで実に10日間の大型連休となる。海外旅行から国内旅行、愛知万博まで盛況のようである。しかしテレビは相変わらず福知山線の大事故の報道が続いており、このためホリエモン騒動はすっかり陰を潜めてしまい、問題の郵政民営化もいささか影が薄くなってしまった。財政危機の深刻化に対して国民の関心の低いのが問題である。ただ毎日日曜日の立場から、連休中の外出は遠慮して、読書等に励みたい。しかし今日は暑かった。(日中28℃)

 大東亜戦争の総括の第二部大東亜戦争の終結とアジアの中で、西部邁の「日本人の歴史認識」、名越二荒之助の「大東亜戦争とアジアの本音」、中島愼三郎の「インドネシアの独立」を読んだ。西部の屁理屈はあまり感心しなかったが、後の二人のは東南アジアでの体験を含めた報告で、中国や韓国と全く違う親日感情があるのは、大東亜戦争がアジアを白人の侵略から解放する戦いであったことを示していると思われる。ただ日本の大臣や政治家が謝罪すると話がおかしくなってしまうという。

 第三部の「占領と東京裁判」の最初に出てくる佐藤和男の「東京裁判と国際法」は国際法学者の解説として出色の出来であり、無条件降伏説の強弁と、検閲による言論の自由の弾圧と、東京裁判史観による日本国民の洗脳が自虐史観の原因と指摘している。又戦争は合法であり、侵略というのはアグレッションの外務省による誤訳で、A級戦犯などというのは国際法違反である。満州事変は自衛戦争であり、支那事変はコミンテルンの指示で始まり、チヤーチルの誤った謀略で大東亜戦争が始まったという意見が出されていた。


[28日(木) 福知山線大事故続報、寿杖贈呈会員午餐会、我が国の基本問題、大東亜戦争をめぐつて、 

 月曜日に起こったJR西日本福知山線の脱線大事故が4日目になってようやくマンションに突入した1両目(20mの車体が7mに圧縮された) がクレーンで取り出された。月曜日の日記と異なる点は、伊丹でホームから行き過ぎたのは8mではなくて40mであり、死者は50人→106人、負傷者は325人→459人だったそうである。原因は未確定であるが、伊丹駅で遅れたためか、スピードを100km以上出していたためカーブを曲がりきれず脱線して先頭はマンションの1階の自動車車庫に突入し、2両目はマンションに押しつけられて真ん中からL字型に折れてしまったようである。いずれにせよJR西にとっては極めて痛い大事故であった。もっともこの事故の報道で自民党の郵政民営化をめぐる内紛騒動がやや霞んでしまった。

 日本工業倶楽部の午餐会で、米寿に達した長老会員に寿杖の贈呈が行われた。該当者は16名で、代表して挨拶された太田寿吉さんは93才だと言っておられたが、姿勢も声も元気そのもので、大いに見習うべき先輩である。

 午餐会に続いて第1238回木曜講演会が行われた。講師は東京三菱銀行会長で日本経団連「国の基本問題検討委員会」委員長の三木繁光氏で演題は「我が国の基本問題を考える」であった。これからの日本が目指すべき国家像としては@国際社会から信頼・尊敬される国家、A経済社会の繁栄と精神の豊かさを実現する国家、B公正・公平で安心・安全な国家、であるとして、理念・目標の実現に向けて優先的に取り組むべき基本問題と方向性として次の4点を挙げていた。@外交・安全保障を巡る課題、A憲法の改正、Bより民主的で効率的な統治システムの実現、C政策別の重要課題。この中で道州制についてはBとCで少し触れているが、直接的ではなく、又Cの「財政の持続可能性の確保」では歳出の抑制には社会保障を重視していた。しかし全般的にはよくまとまっているので参考としたい。

 大東亜戦争の総括については、松本健一氏の「幕末から大東亜戦争まで」(ペルリの白旗)、上杉千年氏の「歴史教科書は子供達に何を教えているか」、江藤淳氏の「いわゆる「無条件降伏」を巡って」を読んだ。特に江藤氏の話の中に出てくる「米側は当初、軍政・軍票・軍事裁判の三布告を企図していたが、朝海浩一郎氏の捨て身と日本側の気魄でサザランド参謀長を震え上がらせて撤回させた」という記事を読んで、このような事実をもっと報道すべきだと感じた。


[27日(水) アクアスパ、散髪、道州制会議室、大東亜戦争の意義、

 先週の水曜は学士会の午餐会とぶつかって行かれなかったが、水曜日は定例のスポーツセンターであるアクアスパに行ってトレーニングした。筋肉トレーニングでは心配していた足の筋肉より、腕の筋肉の方がやや弱くなっているような感じがあった。水泳では時折行う20m無呼吸クロールは全く問題なく、従って体力的には減量の割にはあまり落ちてはいないようであった。尚水泳前後の体重は71.5kg→70.8kgで、先々週より1kg近く落ち、近頃の記録であった。

 アクアスパで洗髪して油を付けずに帰ったので、帰宅後家内に散髪して貰った。既に10年以上床屋へは行かず、自宅散髪を続けている。自宅で済むので便利である。

 昨日道州制推進に関する戦略的課題として3件、道州制のHPの会議室にスレッドを開いたが、早速意見が寄せられたので、それに対するコメントを出した。それに対して間もなく又意見が出たが、もすこし様子を見てみたい。

 大東亜戦争の総括で総山孝雄氏の「弱肉強食から平等共生の時代へ 西欧のアジア侵略と大東亜戦争の意義」を読んだ。著者は昭和13年に東京高等歯科医学校を卒業して同年近衛歩兵三連隊に入隊し、次いで南支、仏印、タイに進駐し、大東亜戦争ではマレー、スマトラ攻略等第一線で作戦に参加され、終戦後近衛師団渉外将校としてインドネシア独立運動にも関与され、昭和21年復員された。その後歯学研鑽の道に復帰されて、昭和35年に東京医科歯科大教授、昭和57年名誉教授となり、その間国際歯科連盟の理事、副会長を11年つとめられた。そのような体験から、日本は欧米人の侵略からアジアを守り、解放するために戦った。利己的な侵略をした白人たちさえも謝罪しないのに、侵略を押し返すために戦った日本のみがどうして謝罪しなければならないのか。それを卑屈に謝罪すれば、その功績が消え、忘恩的な非難をますます誘発するだけである、と書いている。


[26日(火) 書斎整理、道州制推進に関する戦略的課題、大東亜戦争はなぜ起こったのか、

 午前中はしばらく整理しないうちに書類が山のように溜まった書斎の整理を行った。1時間位でできると思っていたが、何と3時間近くかかってしまった。少し手を広げすぎたかなと反省する。しかし整理した後はすっきりした。

 道州制推進に関する戦略的課題について、前回の例会で議論できなかったので、下記3件を会議室のスレッドに登録し、MLで連絡して意見を求めた。@基礎的自治体の形成(市町村合併より市町村を含めた府の創成の方が早くてよくはないか?) A道州制で世界市場のドル化傾向に対処できるか?(冷戦終結後の世界市場のドル化の趨勢に対して一国の道州制化で対抗できるか?)、B独立国としての内容充実方策(道州制で地方の事は地方にまかせ、国は独立国としてとるべき方策の内容の提案)

 先日図書館から借りてきた「大東亜戦争の総括」を読み始めた。まず第一部大東亜戦争に至る道程の最初は中村粲の「大東亜戦争はなぜ起こったか」では日露戦争以来の歴史を述べており、最後の日米交渉を含めてなかなか突っ込んだ見方をしている。更に国会議員の歴史・検討委員会での質疑応答もあり、大変興味深かった。もともとは細川元総理の侵略戦争発言に対する反感からスタートしているが、巨視的な国際情勢の変化の見方も必要であろう。


[25日(月) 耳下腺腫瘍、外貨預金、世界の歴史教科書、衆院補選結果、JR西日本福知山線電車脱線大破

 東芝病院耳鼻咽喉科を受診した。耳下腺腫瘍がやや肥大しているようで、一応細胞診検査を行ったが、いずれ手術が必要になってきたらしい。顔面神経を傷つけるとまずいので厄介であり、東芝病院では行わずどこか他の病院を紹介してくれるという。連休明けに家族同伴で検査結果を聞きに行くことになった。

 帰途東京三菱銀行蒲田支店に寄って、外貨預金について説明してもらった。序でに証券会社と組んだ米ドル建て債権や保険会社と組んだ外貨建て定額年金保険について宣伝された。為替リスクはあるが、一般に外貨の方が利率は高い。よく考えて対処する。

 先日中国・韓国の歴史教科書のおかしな点を学んだが、内外で問題になっている扶桑社の新しい歴史教科書に対抗して出版の計画された、明石書店の「世界の歴史教科書」(11ヶ国の比較研究)(石渡延男・越田稜編著)を一気に読んだ。韓国、中国、シンガポール、ベトナム、インドネシア、ドイツ、ポーランド、イギリス、オランダ、アメリカ、日本の11ヶ国であるが、扶桑社への対抗というだけあって、やはり左翼的、自虐的な表現が目立つ。問題は戦争の見方や植民地の問題であり、先に図書館から借りてきた「大東亜戦争の総括」を次に読んでみたい。

 昨日の衆議院補欠選挙の行われた宮城、福岡の両方とも自民党候補が民主党候補を破り当選した。福岡は山崎拓氏であり、小泉首相にとっても郵政民営化に頼もしい味方を得た。宮城は安部幹事長代理が公募した若手候補で、公募戦術が効果を示した。尚投票率が低く、このため政権交代をさけぶ民主党にとっては痛い敗北となった。投票率の低さは選挙民の政治に対する無関心を示していると考えると、甚だ問題である。

 今日は朝の9時過ぎからJR西日本福知山線の事故でテレビの報道がこれ一色となり、他の話題がどこかに消えてしまった。宝塚発の7両編成の電車が、伊丹で8m行き過ぎて戻すのに時間がかかり、それを取り戻すのにスピードをあげたらしく、尼ヶ崎手前のカーブが曲がりきれず、脱線し、先頭車両は線路際のマンションの一階に飛び込んでしまい、2両目もマンションに押しつけられてしまい、乗客約600人のうち、死者50人、負傷者325人という鉄道史上未曾有の大惨事になってしまった。夕刻になってもまだ全員救助されず、勿論原因も正確には分かっていない。


[24日(日) ゴルフ前半快調、アジア・アフリカ首脳会議、新法王初の公式ミサ

 今週も本厚木カントリークラブへ出掛けた。4月に入って毎週である。正昭会という大正生まれと昭和一桁生まれの人達のプライベートコンペに入れて貰った。木曜に久が原で打撃練習し、昨日家でパットの練習をしたせいか、今日はアプローチは寄るし、パットはよく入るので、今月随一の成績で特に前半のアウトが良かった。尤も仲間が皆同年配だったのでやりよかったのかも知れない。ただ後から見ると、ロングホールがすべてダブルボギーで、力みすぎてフェアウェーを外したことと、ロングパットがまずかった為と思われる。練習の効果が出てきたので、あと一息の練習が必要である。尚Kascoのシリコンボールを宣伝に貰ったが、たしかに良く飛ぶようなので、帰りに又3個購入した。

 インドネシアのジャカルタで、バンドン会議50周年を記念して、約100ヶ国出席して初のアジア・アフリカ首脳会議が行われ、環インド洋圏初の枠組として「新アジア・アフリカ戦略パートナーシップ宣言」を採択して昨日閉幕した。今後は4年毎に行われるという。又本日はバンドンで記念式典が行われた。その合間を縫って、昨日ジャカルタで小泉首相と胡錦涛主席の日中首脳会談が行われた。主席は歴史反省を迫り、首相はデモ再発防止を要請したが、暴力行為に対して謝罪の言葉はなかったと報道されている。何だか中国になめられている感がする。

 テレビでは新しいローマ法王ベネディクト16世が本日初の公式ミサを行ったと伝えている。ちらと見たところでは、50万人参加しているといい、又ユダヤ教に対して呼びかけを行っているようであった。


[23日(土) ここがおかしい中国・韓国歴史教科書、世界の歴史教科書、大東亜戦争の総括

 日本政策研究センターの「ここがおかしい中国・韓国歴史教科書」の内容抜粋をつくり、続々GOLDEN AGEの歴史道楽に追加掲載した。 すなわち歴史道楽#98「ここがおかしい中国歴史教科書」、歴史道楽#99「ここがおかしい韓国歴史教科書」である。テーマだけ上げれば、中国では、近代日中関係史、満州事変、廬溝橋事件、南京大虐殺、済南事件他、教科書の写真検証、チベット侵略、朝鮮戦争、ベトナム戦争、大躍進運動、文化大革命・天安門事件、戦後の日本、であり、韓国では、日本は蔑視の対象?、日本と中国の違い、朝鮮という国号、日本国王、清との服属関係の廃止、韓国併合、日本統治下の日帝批判、竹島問題、である。

 散歩がてら図書館まで歩いて行き、世界の歴史教科書と大東亜戦争の総括という2冊の図書を借りてきた。世界の歴史教科書の著者は左翼系で、扶桑社の「新しい歴史教科書」に対抗して企画されたもので、世界11ヶ国の歴史教科書の比較研究となっている。そう言えば編著の一人は以前にアジアの歴史教科書で左翼的自虐的解説をしていた。「ここがおかしい」もどちらかというと新しい歴史教科書側と思われるので、それに対する批判と考えて読んでみる。

 「大東亜戦争の総括」は平成7年8月15日、終戦後50年に発行されたが、発端は平成5年8月23日、当時の細川首相の「侵略戦争」発言への対応をめぐり、自民党靖国関係三協議会が活動の一環として歴史・検討委員会を設置し、公正な史実に基づいた日本人としての歴史観の確立を求め、「大東亜戦争をいかに総括するか」を基本テーマに毎月1回、講師を招いて計20回開催して纏めたものである。委員会は山中貞則委員長で衆議院76名、参議院29名、計105名であった。従って内容的には反自虐史観的と予測される。


[22日(金) HPコラム追加、産業講演会、講演要旨、日本道州制研究会会報

 昨日作成した「如何にして円がドルに吸収されるのか?」と昨日途中まで作成した「国家破産するとどうなるのか?」を完成させてHP続々GOLDEN AGEのコラム#114と#115に掲載した。又著者の藤井厳喜氏は国際政治学を学び、日本の財政破綻を当然のように述べているが、私にとっては目新しい考え方なので、道州制推進連盟のMLでも会員にその旨連絡した。尚内容的には充分検討する必要があると思われる。

 日本工業倶楽部の産業講演会で、「日本経済をめぐる諸問題」という題で野村證券金融経済研究所経済調査部長萩原洋氏の講演を聞いた。為替レートと石油として、米国の双子の赤字(対中国貿易赤字の増大)、拡大する米欧政策金利格差、石油価格上昇の影響、次に日本経済として、GDP予測は上方修正、日本経済の構造変化(リストラによる総賃金の抑制)、労働市場の変化、2006年にデフレ脱却へ、企業規模による所得・消費の格差拡大などがデータと共に話された。気になったのは政策金利で、豪・英・加・米などこのところ金利が上昇しており、日本がいつまで〇金利をたもてるか?、金利が上がると途端に財政破綻に直結するだけにデリケートである。

 工業倶楽部の往復で工業倶楽部の下記講演要旨を読んだ。「最近の印度経済事情」「原油高騰下の世界経済と日本」「イスラーム・テロの構造的要因」「その後のイラク情勢」、又講演会で聞いた政策金利差が気になって帰路蒲田の三菱東京銀行で、外貨両替および外貨預金の調査を行った。

 以前に日本道州制研究会の会報に依頼されて「道州制推進連盟の目的と活動」を寄稿していたが、この程会報第4集、地方分権フォーラム2004として、芝会長より10部郵送されてきた。頒価(実費)\1000,送料\120となっているが、芝会長にお礼の序でに伺ったら、原稿提出者は5部無料であり、お金は払わなくて良いと言われた。来月の例会に配布する予定である。


[21日(木)]  如何にして円がドルに吸収されるのか?、ゴルフ練習、国家破産するとどうなるのか?

 先日読んだ藤井厳喜の「円が消える日」の概要をA4版2頁弱にまとめた。世界経済の鉄則にはじまり、円の消える日、冷戦終結と土地本位制の崩壊、世界中で進むドル化、金融パニックはこれからだ、大失業時代の到来、ブッシュ政権が握る円の命運、世界の経済実験に学ぶ、日本経済再建の方策、情報と戦略、についてそれぞれ簡単に述べてある。痛感するのは国際政治及び経済の情報が重要であり、それに対して適切な戦略がないと、国も企業も個人も滅びざるを得ない時代だということである。日本が独立国家の体をなしていないことが致命的である。

 気分転換に久ヶ原の練習場に行ってゴルフの練習を行った。ドライバーや4番ウッド以外のクラブは何とかうまい打ち方ができるようになった。4番ウッドでコースでミスするのは、狙ったより左に行ってラフに入ることである。その原因はどうやらボールの位置が左足に寄りすぎた場合のようである。又全般的にボールの上がり方が低いのは、やはり打つ瞬間のクラブヘッドのスピードが足りないのではないかと思われ、もすこし手首も効かせる必要があるように思われた。平日は70才以上は入場料無料なので安く上がる。

 図書館に寄って返本し、又2冊予約してきた。帰宅後やはり先日読んだ「国家破産以後の世界」の概要をまとめはじめた。まだ終わらないが、日本政府は確信犯的に借金を繰り返す麻薬患者のようなもので、国債発行額は常軌を逸しており、景気上昇で長期金利が上昇すれば政府の資金繰りは挫折し、国家は破産する。政府の借金は国民が払うしかないが、破産処理後にはアメリカの経済植民地になるか、中国の属国になるか、ASEANの一国として海洋アジアの小国になるしかない。アルゼンチンの例に見るように破産の原因は腐敗である。ただ韓国などは通貨危機後、急速に若返っており、定年は38才になったという。残りはこれから纏める。


[20日(水)]  歴史教科書問題、21世紀初頭の教育改革、新ローマ法王決定、ライブドア騒動一段落、

 中国や韓国の反日デモで日本の歴史教科書を問題にしているが、逆に中国や韓国の歴史教科書はどうなっているのか、日本政策研究センターの「ここがおかしい 中国・韓国 歴史教科書」を読んでみた。結果は副題にある通り、読んで呆れる「正しい歴史認識」、であった。事実を歪曲して日本を悪者に仕立て、彼等の都合の良いところだけつまみ食いした偏った内容であり、例えば中国では日露戦争や戦後の日本の記述がなく、韓国でも小中華思想に凝り固まって、日本の天皇のことを国王とし、日本統治や竹島問題に関しても事実に反したことを教えている。このようなことをもっとアメリカやヨーロッパにPRする必要があると思われる。

 学士会の4月午餐会に出席し、遠山敦子前文科相の「21世紀初頭の教育改革・・・大学改革を中心に」という講演を聞いた。構造改革と関連して教育改革として30件の法律改正を行ったという。例えば学力低下対策、指導力なき教師の追放、教員免許状の改正、国立大学の法人化などである。21世紀型の教育の目標は「新世紀を切り開く心豊かでたくましい日本人の育成」とし、改革の理念は「画一と受け身から自立と創造へ」として、具体的には@個性と能力の尊重、A社会性と国際性の涵養、B多様性と選択の重視、C評価と公開の推進としたという。21世紀は知の世紀であり、大学改革は国際的な評価の前進を図り、競争的環境の中で個性輝く大学を狙っているという。 遠山氏は昭和37年法学部卒業の文部官僚であるが、トルコ大使を3年半務めたり、国立西洋美術館長をやったり、結構堅実な方である。

 ヨハネ・パウロ二世の死去に伴い、新法王選出のコンクラーベが行われていたが、二日目に前法王の世話をしていた78才のドイツ・バイエルン出身のベネディクト16世が選出された。高齢であるが神学者として有名な方だそうで、保守的という面でも前法王の良き後継者であるという。私と同年齢であるが、考えてみれば大変ご苦労なことである。

 昨日の日記に書き損じたが、ホリエモン騒動といわれていたライブドアとニッポン放送・フジテレビとの乗っ取り騒動が一段落し、ライブドアの買ったニッポン放送株はフジテレビが買い取り、更にフジテレビはライブドアに投資し、三者で業務提携検討委員会をつくることとなり、騒動は一段落した。ただし委員会がうまく機能するかどうか分からず、又ライブドアの取得した現金で新たな買収工作が始まると予想されるので、近い将来もどうなるか分からない。


[19日(火)]  デジカメ写真整理、マッサージ、国家破産以後の世界、その他、

 デジカメで撮影した2005年写真集の画像を整理した。1月の家族写真、2月は孫2人、3月はラフォーレ修善寺での撮影、4月は近くの桜坂の桜といきいき倶楽部で行った呑川沿いハイキングでの桜で、最後に4月13日の金婚式を記念した自画像が含まれている。今年は開花期間が短かったので、多摩川台公園の桜は写真にとれなかった。呑川沿いハイキングで、石川台から都立大まで、中でも途中の大岡山の東京工大の庭の桜は見事であった。

 少し疲れたせいか、腰が痛み、耳下腺腫瘍も痛み、今日は休養がてらゆったりと過ごし、途中でマッサージにも行った。ホームページのフォトギャラリーの修復が少し身体に応えたようである。ゴルフにも行ったといったら、施療院であまり無理しないようにと注意されてしまった。

   「「国家破産」以後の世界」を毎日少しづつ読んでいたが、本日残りを読み終わった。本書は目次が細かく出ていないので、別途 詳細目次を作成したら、A4版2頁になった。ただこれを見ると、本書の内容が大体わかる仕組みになっている。先日読んだ「円の消える日」は目次がかなり丁寧につくられているので、それをコピーしてある。いずれにせよ両者それぞれA4版1頁程度の論評を近くまとめたいと思っている。又それにより資産管理も考慮したい。

 夕方になって日本政策研究センターから「ここがおかしい中国・韓国歴史教科書−−読んで呆れる「正しい歴史認識」」が郵便で到着した。A5版34頁の小冊子なので、読み出せばすぐ読み切れると思われるので、とりあえず明日あたり読んでみようかと思う。やはり日本はウソ八百の大陸国家とつき合うのは面白くなく、海洋国家としてASEANと仲良くした方がよいかも知れない。
 又夜になってSOURCE NEXTからメールが入り、ウイルス・セキュリティだけでは防ぎ切れないので、セキュリティアドバイザー2005ダウンロード版を購入するよう勧めてきた。たしかにマイクロソフトのOSに欠陥があるとそこを衝かれるので、あまりよくは分からないが、早速購入することとし、ダウンロードして使用開始した。


[18日(月)]  フォトギャラリーの修復完了、中国の反日デモ暴行謝罪せず

 12日にフォトギャラリーの写真が大量に脱落しているのを発見し、ジャスト・システムに問い合わせて頁を分けることとしたが、15日にフォト・シチリア・マルタ(120枚)、16日にフォト・ミャンマー(111枚)、フォト・北海道一周(40枚)を作成し、本日(18日)フォト・英国(102枚)、フォト・マレーシア(60枚)を作成すると共に、フォトギャラリーに残っているスロヴェニア・クロアチア旅行の155枚の内、脱落した36枚の写真を補充してようやく修復が完了した。この結果フォトギャラリーに残るのは、ロシア・ウクライナ・バルト三国(120枚)、フランス物語(130枚)、スロヴェニア・クロアチア(155枚)だけとなった。しばらく様子を見て、更に脱落が起きれば又頁分け作業を行わざるを得ないと思われる。しかしなかなかきつい仕事であった。

 町村外相がわざわざ北京へ行って李外相や唐国務委員と会談したが、結局中国側は一切謝らず、逆に町村外相が過去の侵略を詫びたという新聞報道を出している。飛んでもない非常識な奴らである。それにしてもテレビ朝日の鳥越などは小泉首相の靖国神社参拝を非難していたが、このような奴らがいるから日本はなめられている。そこで土曜に購入依頼した「ここがおかしい中国・韓国の歴史教科書」の日本政策研究センターに送金した結果、メールで発送しましたとの連絡があった。到着が待ち遠しい。


[17日(日)]  ゴルフで日が暮れる

 ようやく暖かくなったせいか、ゴルフ場も駐車場が満席になる盛況で、朝9時少し過ぎに着いたのにスタートは11時過ぎとなり、昼食をはさんで18ホール廻り終えた時は17時30分であった。風呂に入って18時10分ゴルフ場を出たが、東名は大和トンネルまで大混雑で、帰宅したのは19時30分で、結局丸一日かかってしまった。

 すでに普通の桜は大分散ってしまったが、山桜は満開であり、山吹も真っ黄色の花をさかせているし、その他いろいろな花が咲いており、間もなくツツジの季節になる。4月からカートが導入され、幾分楽にはなったが、逆にリズムが崩れ、ミスでダボやトリプルが出やすくなった気がする。今日もハーフで50前後であり、自分ながら情けない。やはりいつもの事ながら基礎訓練をもすこしまじめにやる必要を痛感した。ただし気分転換の効果はあった。


[16日(土)]  フォト・ミャンマー、フォト・北海道、中国の反日デモ

 昨日に続いてフォト・ギャラリーの写真脱落問題の復旧処理を行った。まずミャンマー大周遊11日間に関しては、個々の写真を50Kに圧縮したファイルがなく、圧縮から始めなくてはならぬかと思って念のため隣の以前使っていたPCをチェックしたら「ミャンマー圧縮」というファイルが見つかったので、早速CDにコピーして新しいPCへファイルを移した。それによって新たにフォト・ミャンマー111枚を作成すると共に、フォト・ギャラリーからミャンマー関係を削除した。

 続いてゆとりっぷ北海道一周6日間について、北海道一周選択のファイルは圧縮はされているものの写真数が倍の80枚あるが、そこから選択して40枚のフォト・北海道を作った。尚写真は画像ファイルから選択し、説明文句はフォトギャラリーの方からコピーした。その後フォトギャラリーの方の北海道関係を削除した。尚その途中スロヴェニア・クロアチア旅行の関係の画像を2枚誤って削除してしまい、画像ファイルから追加処置をとると共に、写真の順序変更で最後尾からクロアチアの所まで前へ移動した。

 以上の結果、今後の課題は英国周遊8日間を新たに編集すると共に、脱落の少ないスロヴエニア・クロアチアとマレーシアを修復すれば一通り終わることになる。

 竹島問題で韓国の反日運動が盛んになったと思ったら、日本の国連常任理事国入り反対で中国の反日デモが各所で行われている。先週の北京の暴動に懲りたのか、北京では警戒厳重でデモは行われなかったが、今度は上海でデモが暴力化してしまった。いずれも歴史教科書を問題にしているが、たまたま産経新聞の記事で日本政策研究センターが「ここがおかしい中国・韓国の歴史教科書」を出している 事を知り、早速電話したが通じず、インターネットで調べたら市販していないので直接申し込んだ。その結果送金すれば送ってくれる事になり、来週の月曜に送金することとした。

[15日(金)]  道州制推進連盟HPの改訂、マッサージ、フォト・シチリア・マルタ、

 一昨日の道州制推進連盟の4月例会の結果に基づいて、事務局に対してHPの改訂をメールで依頼し、資料として@フラッシュ導入部分の文句、Aトップページの体裁変更、B道州制とは?、C今なぜ道州制か?、D道州制の効果、の5種類をメールで送付した。道州制推進連盟に関しては、早く「国家破産以後の世界」を読み終えて、4月例会でペンディングになった戦略的課題についてMLで意見を募集する必要がある。

 しばらく忙しかったせいか、腰が痛み、首筋が張っているので、マッサージしてもらった。よく効くとも思えないが、それでも幾分すっきりするので、多少は効果があるのではないかと思う。

 頭痛の種だった続々GOLDEN AGEのフォトギャラリーの写真脱落問題に関して、ようやく文明の十字路シチリア・マルタ10日間の写真120枚をフォト・シチリア・マルタに纏め、フォトギャラリーから削除した。意外に時間がかかる。更に写真脱落の多いミャンマー大周遊11日間(111枚)、北海道一周6日間(40枚)、英国周遊8日間(102枚)は独立の頁を作り、その他一部脱落のスロヴェニア・クロアチア旅行とマレーシア旅行は脱落部分のみ補修して当面決着をはかりたいと考えている。


[14日(木)]  道州制推進連盟例会議事録作成連絡、北朝鮮問題の行方

 昨夜の例会の議事録を作成した。ホームページの模様替えで@フラッシュ導入部の文句を3ヶ月毎に入れ替える案、Aトップページの体裁を、目次が一目で見渡せてHPの概要が掴める様にする案、B道州制とは?の本文、C今なぜ道州制か?の本文、D道州制の効果の本文、について検討し成案を得た。尚道州制推進に関する戦略的課題については3件提案されたが、意見が続出して時間切れで結論が出ず、持ち越しとなった。以上議事速報を作成し、生活者通信の原稿として提出すると共に、道州制のMLで会員に連絡すると共に、HPの活動記録に掲載した。

   日本工業倶楽部の木曜講演会で、重村智計早大国際教養学部教授の「北朝鮮問題の行方」という話を聞いた。あまりニュースに出てこない話を幾つか聞いた。北朝鮮の国家予算は3000億円、GDPは6000億円、貿易は3000億円くらいで中国・韓国との貿易ではもうからない。日本とは3億ドルくらいだが1億jかせぎ、最大の現金収入源となっている。たとえば中古自転車を日本から500円で仕入れ、少し手を入れて15,000円で中国に売っている。兵器の部品も日本から輸入している。又石油がなくて戦争はできない。それなのに小泉首相が制裁しないのは慶応出だからであろう。拉致8人のうち4〜5人の生存は間違いない。米国は金正日追放を企んでいるが、既に別人との説もある。尚韓国も左翼政権で米韓関係は急速に悪化し、既に弾薬は引き上げている。自民党の野中元幹事長も利権で親中、親北であったと非難していた。更に現在朝鮮総連も瓦解寸前であるという。


[13日(水)]  アクアスパ、木曽路、道州制推進連盟例会

 水曜日定例のスポーツセンター・アクアスパに行き、筋トレ、水泳のトレーニングを行う。筋トレではやや筋力の衰えが懸念され、水泳でも絶好調とはいえないが、何とか10年来のメニューを無事こなし、しかもトレーニング後全く疲労感がないので、まあ良しとすべきであろう。水泳前後の体重は72.3→71.6kgであり、これもまずまずといった所であろう。

 実は今日は結婚50周年記念日であり、世に言う金婚式に当たるが、アクアスパの帰りに、コーラスに行っていた家内を尾山台で拾い、環八から目黒通りに出て、等々力の木曽路という和食レストランで一緒に昼食をとった。後で弟から電話でお祝いと共に何か行事を行わないのか問い合わせがあったが、今回は二人だけで済ませた。お互いに過去を振り返り感謝すると共に今後の健康を祈念した。

 帰宅後資料の準備をして夜の道州制推進連盟の4月例会に臨んだ。連盟のHPの模様替えについて5件の提案を行い、若干の修正意見を得て合議が成立した。そのご戦略的課題3件について検討したが、第1件から議論がかみあわず、結論を得ぬまま時間切れとなり、残り2件と共に持ち越しとなった。これらはML等で議論を続けることとした。


[12日(火)]  東アジアとイスラーム、国家破産、フォトギャラリーの惨状

 日本工業倶楽部の素修会で、同志社大学神学部の中田考教授の「東アジアとイスラーム」という講演を聞いた。イスラームの話は何度も聞いたが、イスラーム教徒の先生の話は初めてで、いささか目新しい面もあった。文明としてのイスラームでは、イスラーム教徒に対してはイスラーム公法を適用し、他の宗教信者は納税義務はあるが私法による自治を享受できる。イスラーム世界の武力制服による拡大は中央アジア・インドで終わり、東アジアへは商業活動による感化で平和的に浸透した。中国では仏教・キリスト教信者が1000万、儒教が50万に対し、イスラーム教徒は1800万人いる。唐代にアラビア/ペルシャ商人が伝来した。コーランと孔孟の教えは同じという説もある。マレーシアではイスラーム教が国教であるが、インドネシアはそうではないが、唯一至高神の信仰が国民の義務となっている。日本のイスラームは明治以降で、現在ムスリム人口は約7万人(インドネシア2万人、イラン・パキスタン・バングラ各1万人他)いるが、日本人ムスリムは約7千人、ムスリムと結婚した人を除けば400人であるという。詳細は資料を尚読む必要がある。

 藤井厳喜の「国家破産以後の世界」を読み始めた。未だ国家破産直前の状態で、2008年が最も危険と言っている。この本では道州制など国家形態の変更による予算の大幅削減による借金返済を考えていないので、専ら大戦末期のように、政府の無為無策によって、破産はほぼ確実と見ているようである。破産の結果どうなるかがこれからで、なるべく早く続きを読みたい。

 ジャストシステム社のホームページ・ミックスによるHP(続々 GOLDEN AGE)のフォトギャラリーで、前にも一度写真の脱落現象があったが、今般再び大規模な写真の脱落があり、ジャスト・システム社に電話で問い合わせた。その結果一つは全体の容量がオーバーしていること(注意深くやったつもりであったが)、一つはフォトギャラリーという1頁に写真を数百枚も載せすぎていることがトラブルのもとになったということであった。その結果旅行先ごとに写真集を頁を分散して編集するようアドバイスを受けた。つまりフォトギャラリーを8種類に分けることを推奨された。しかしこれは大仕事なのでいささか頭が痛い。


[11日(月)]  円の消える日、今を生きる、中国の反日デモ

 3日間歩き廻ったので今日は1日休養し、一昨日図書館から借りてきた図書「円の消える日」を読み切った。プロローグで世界経済の鉄則は@大きなマーケットが小さなマーケットを吸収する、A大きな企業が小さな企業を吸収する、B単一で最も大きなマーケットが世界の中心になる、ということで日本は金融を手始めに経済の世界戦争に敗れて日米統一市場となり、円はドルに吸収される、と断定している。特に冷戦終結後、土地神話は崩壊し、雇用神話も崩壊し、最近はペイオフで預貯金神話も崩壊した。現在国の財政破綻が心配されているが、それだけではなく冷戦終結後の経済のグローバル化の影響と国家意識の稀薄化、軍備・情報・戦略の欠如について、もすこし深刻に検討する必要があると思われる。

 平成フォーラムで紹介されたALS病患者のHP「今を生きる」を覗いてみた。ALS病とは、感覚・知能は正常なのに運動神経をやられて動けなくなる奇病だそうであるが、実に立派なHPを出している。たまたま中にあった昨日の報道2001「竹島問題、教科書検定問題、郵政民営化」のビデオを、コマーシャル抜きで見ることができた。特に最近韓国が竹島問題や教科書検定問題で大統領以下反日運動をやっているが、教科書問題は内政干渉だし、竹島問題は国際司法裁判所へ提訴すればよい。弱腰で応対していると相手はつけ上がる。

 一方中国も学生を中心に反日デモが暴徒化して、大使館や日本料理店がガラスを割られたり被害をうけている。日本の常任理事国に反対ということで、警備も甘く、中国政府も日本の責任として謝罪もしない。実は中国というより支那人の悪弊で、昔も散々反日運動に悩まされた経験がある。日頃傲慢な王毅大使を呼んで町村外相が抗議したが、もっと徹底的に謝罪・補償要求を行うと共に、米国をはじめ、ヨーロッパ諸国に対しても中国の非礼と未熟さをPRし、場合によってはオリンピックの開催取り止めも働きかけたらよい。


[10日(日)] 本厚木東芝会・絶好のお花見ゴルフ、その他

 今日は3ヶ月毎に行われる本厚木東芝会が行われ、朝少し早かったが参加した。18人参加していつものように丁度真ん中の成績であった。お天気は良かったが、風が少し強かった。そのためアゲインストになると、かなり風の影響があった。ゴルフというのは要するにミスがいくら少ないかのゲームであり、ドライバーのフェアウェイ・キープ率はほぼ100%なので、それだけみればアメリカのタイガー・ウッズより上かもしれない。しかし彼の半分くらいしか飛ばないことと、他のクラブのミスがスコアに大きく影響している。今日は比較的パットがよく、ロングパットがうまくいったが、相変わらずアプローチの精度が悪い。芝生も生えてきたので条件は良くなっているので、今後はフェアウェイ・ウッドのミスをなくすこととアイアンの距離・方角の精度を如何に上げるかがポイントとなる。それでも強風のなかで辛くも100は切れた。

 カートを使うのは2回目であるが、今日はかなりカートのお世話になった。それでも全部歩いた場合の8割以上の歩行数になる。ただし今日は特別で、絶好のお花見日和であった。各種の桜が満開で、グリーンやティー・グラウンドは風で落ちた花びらに埋め尽くされて真っ白になっており、更に強風で幅50m位に渡って滝のように花びらが一斉に舞い落ちてくる様子など、今までに見たことのないような光景であった。カートに乗りながら、満開の桜を眺めながらラウンドするのは、今までにない経験であり、恐らく今年はこれが最後であろう。昨日に続いて桜見物を満喫できて今年は幸せである。

 昨日図書館から「円の消える日」を借りてきたが、今日くろねこやまとのブックサービスから「国家破産以後の世界」が届いた。送料無料なので、蒲田に行って書店で買うより安い。こちらは「円の消える日」よりもっと深刻で、2008年に国家財政が破産し、2010年には北朝鮮からミサイルを2発撃ち込まれ、2022年には中国に九州を侵略され、そのうち北海道はロシアにとられ、本州と四国はアメリカに吸収され、日本という国はなくなり、沖縄が台湾に吸収されるが、日本語のテレビ放送がそこだけ残ったという話のようである。いずれにせよ両方の本をできるだけ早く読むこととする。


[9日(土)] 呑川沿い桜見物、円の消える日、一太郎2005、その他

 今日も暖かく、桜はどこも満開で、近くの桜坂では自動車が大渋滞を起こしている。昼にはいきいき倶楽部で石川台から都立大まで呑川沿いの桜見物を行った。途中大岡山では東京工大の構内に入り、これ又満開の桜を見て楽しんだ。近所にこんなに沢山の桜があるとは この年まで知らなかった。都立大のガードを越した所で紅虎餃子房という中華料理屋で昼食をとってお開きとなったが、今年はこれだけ多くの桜を見物できて頗る満足である。

 図書館へ行く途中の小学校と高校はこれ又桜が満開であった。図書館で日本再編計画を一旦返して又借りた。さらに今くろねこ大和のブックサービスで発注している「国家破産以後の世界」の著者藤井厳喜の書いた「円の消える日」を借りてきた。経済のグローバル化に対して、情報と戦略の欠けている日本はアメリカの51番目の州になってしまうと言っている。

 昨日に続いて一太郎2005のガイドブックをパソコンの操作をしながら一応最後まで読んだ。しかし途中何カ所かでは、書いてある通りにはなかなか画面が進まないこともあり、又あまり利用しないと思われるので飛ばしたところもある。時間を掛けて勉強してゆくしかないと思われる。尚メールソフトをNifTermからOutlook Expressに切り替えたが、署名の選択ができるようなので、早速利用することとした。

 孫の英之にキャッチボールの相手をし、ストライクの投げ方をコーチした。とはいうものの、こちらも久しぶりなので、いささかぎこちなくなっていた。


[8日(金)] 2005国際医用画像総合展、東友会、ローマ法王の葬儀、その他

 2005国際医用画像総合展が日本画像医療システム工業会の主催で、今日から3日間横浜のみなと未来にあるパシフィコ横浜・展示ホールで開催され、見学した。東芝、日立、島津、シーメンス、GE、フィリップスをはじめ、内外132社の出展で大変賑やかであった。それ程大きな市場ではないと思われるが、それにしては華やかであった。今回目についたのは、一つは画像が極めて繊細でかつ明瞭になったことであろう。特に体内血管の像などが鮮明に映し出されている。二つ目はPET−CTで、PETとは何かと思ったら、Positron Emitted Tomographyで、核医学とCTの結合したようなものであった。三つ目は今まで使っていてImage Intensifierが使われなくなり、Flat Pannelが使われるようになったことである。何れにしても技術的進歩は喜ばしいことである。

 実は上記展示会は東芝那須工場の協力会のOBである東友会の前座で、展示会を見てから、ランドマークプラザの吉祥で懇親会を行った。協力会及び東芝OBの常連の他、珍しくシンガポールのKuanさんが見えていた。かれこれ25年ぶり位であろうか?彼の方が覚えていてくれて先に挨拶されたが、益々元気で、シンガポールを中心に、マレーシア、タイ、ミャンマー、カンボジャ、ラオス、ヴェトナムまで販路を拡大しているとのことであった。名刺にDato'と書かれているが、日本流に言えば男爵だそうである。

 夕方6時から1時間半、バチカンのサンピエトロ大聖堂前で行われたローマ法王の葬儀の実況中継をテレビで見た。とにかく参加する人がやたらと多いのと、テレビの都合で途中で打ち切ったが、葬儀自体はまだ続くようで、強風も吹いている様だったし、年配者も多いのでみんな大丈夫か、見ているだけでも心配になった。カソリックの身内だけではなく、東方教会からも神父が来て祈祷をしているようであり、盛大であった。又バチカンにはブッシュ大統領をはじめ、世界各国から元首級の方々が見えていた。同時にクラコフをはじめ、マニラや東京など世界各地で追悼の儀式が行われているようで、故人の名声が偲ばれる。

 今日も暖かく、桜は満開になった。出掛ける前は一太郎2005のガイドブックをパソコンの一太郎の画面で操作しながら読んだが、今まで使ったことのない操作が殆どであった。往復の電車のなかでは学士会報2005-Uを読み、中根千枝の「チベット調査からみた中国とインド」が今まで知らぬことが沢山出てきて面白かった。又夕方読んだ大前研一通信4月号では、マネープランが特集され、資産は円・ユーロ・ドルの三つに分けることを強く推奨している。


 

[7日(木)] 東芝病院内科受診、一太郎2005、ふれ合い音楽会、その他

 2ヶ月毎の定期的受診で東芝病院内科を受診した。病院構内の桜が満開で素晴らしかった。採尿・血液検査を行い、血圧測定をしたが、2月とあまり大きな違いはなく、例によって血糖値が幾分高めではあったが、コレステロールや血圧は正常値であった。体重は食事の管理で減少したが、その割には血糖値が下がらない。

 昨日ダウンロードした一太郎2005のポケットガイドを読んでみたが、ちんぷんかんぷんだったので、どこかに一太郎2005の講習会がないか探したが見つからなかった。そこで「この一冊で一太郎の基本をマスター」という一太郎2005購入時のガイドブックを読み始めた。実際に一太郎を開きながら読むと大体理解出来、今まで知らなかったことが随所にでてくる。 全部読むには多少時間がかかるが、折角なのでしばらく読んで見ることとする。

 NHKのBS2で午後6時から、3日間続いた「ふれあい音楽会」の最終日を迎えた。主役はバイオリン弾き兼作曲家の川井郁子で、恋の物語とかで、初日は「椿姫」で中西礼と共演、二日目は「カルメン」で舞踊家の大澄賢也と、今日は「八百屋お七」とかでハープの浅川朋之・尺八の渡辺崋山と共演していた。バイオリンと尺八の組み合わせも珍しかったが、何と言っても川井郁子のバイオリンには独特の情緒が感じられ、特に低音が素晴らしかった。又衣装とスタイルもセクシーであったが、今までにない傾向で今後が楽しみである。

 日本工業倶楽部の木曜講演会の別刷りが幾つか読み残しており、元駐米大使・栗山尚一氏の「ブッシュ再選とこれからの日米関係」を読んだ。
 近所の桜坂も、今日の暖かさ(日中24℃)で桜は殆ど満開になり、大勢の人が訪れるようになった。そこで毎年のことであるが、デジカメで撮影しておいた。


[6日(水)] アクアスパ、首都高速誕生秘話、イタリア写真、一太郎の新機能、その他

 毎水曜日定例のアクアスパにトレーニングに行ってきた。筋トレ、水泳とも日常メニューをこなしてきたが、最近食事のコントロールで体重が減少したのはよいが、どうも筋力も多少低下したような感がある。日常の筋トレを少しさぼっているせいかも知れない。体重は水泳前後で72.4→71.7kgで先週より0.3kg増えているが、一寸余計な物を食べたからかも知れない。

 パソコン通信のフォーラムで紹介されたHPを開いて見たら、昨日のNHKのプロジェクトXとして「首都高速・東京五輪への空中作戦」が紹介されており、そこでの主役がなんと旧制高校の同級生で、しかも二人で同じ下宿にいた仲間の玉野治光君であった。フォーラムでの話題は人権保護法案であり、それとは全く関係ない話であるが、彼が土木屋で東京都から首都高へ行ったことは知っていたが、首都高の設計者であったとは知らなかった。早速電話してしばらく話し込み、旧交を温めた。

 娘と孫娘がイタリアに行って撮ってきたデジカメのスマートメディアから、写真を修正し、CDに収めておいた。ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、アッシジ、ローマとこちらも行ったことのある所なので、懐かしかった。

 ジャストシステムのポケットガイドシリーズ一太郎2005編としてVol.1一太郎2005新機能の全貌がメールで通知され、ダウンロードしてみたら、何とA4版で38頁もあった。内容は二つに分かれ、@一太郎2005の特長、A一太郎2005の強化・改良となっている。折角のガイドブックであり、コピーしたのでなるべく早くよく読んで活用したい。

 道州制のニュースを調べていたら、検索エンジンのGoogleからGoogleアラートというものが出ていて、申し込むと無料でニュースとして連絡してくれる。早速送ってきたが、毎日あまり量が多いとかえってうんざりしてしまうような気がするが便利ではある。


[5日(火)] 道州制推進連盟HP模様替え提案、クラコフ大聖堂、ショパンのピアノ曲

 道州制推進連盟のHPの模様替えとして既に2回MLで提案しているが、本日(3)〜(7)の提案をMLにて送信した。
 提案(3)フラッシュ導入部分の文句、3ヶ月毎に変更4種類の提案。
 提案(4)トップページの体裁変更案、項目別ボタンを分類別に再編成する。
 提案(5)本文「道州制とは?」の全面変更案。
 提案(6)本文「今なぜ道州制か?」の全面変更案。
 提案(7)本文「道州制の効果」の新しい文案。
 以上は来週の例会で決定する予定。

 ローマ法王と関連して、1996年5月に東欧7ヶ国巡り13日間で訪れたポーランドのクラコフの模様をゴールデン・エイジと写真帳から見直してみた。クラコフは1039〜1596年の間ポーランドの首都であり、第2次大戦ではドイツ軍の司令部があって破壊されずに残った古都であった。町の西南端ヴィスワ川沿いの丘の上に、マロニエに囲まれたワベル城があり、場内には大聖堂と王宮がある。大聖堂は珍しい複合建築で、ロマネスク建築、ゴシック建築、ルネッサンス建築、バロック建築と各種建築様式の建物が複合している。ヨハネ・パウロ二世はここの大司教であった。王宮から町の様子も文章と写真を見て思い出したが懐かしいものである。

 今日は晴れて暖かくなり、昼間は20℃になり、シャツ1枚で散歩できた。学校も始まり、多摩川縁には幼児が多かった。桜坂の桜も3分咲き位になってきた。帰宅してからパソコンでショパンのピアノ曲のCDを聞いた。馴染みの曲が多い。又夕飯時にはテレビで川井郁子がヴァイオリンを演奏していたが、なかなかボリューム感があった。そういえば近頃は音楽に親しむ時間が少し減ったような気がする。


[4日(月)] ローマ法王死去、郵政民営化政府案、日本再編計画、愛知万博、その他

 ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が昨日亡くなった。享年84才とのことである。教皇在任中に日本を含め90回外遊し、十字軍その他でカソリックの過ちを謝罪したり、ユダヤ教、イスラム教などとの和解を求め、出身国ポーランドでは民主化に貢献したという。死後珍しく各方面から高い評価を得ている。

 郵政民営化に関して自民党内に根強い反対があり、政府内でも意見が纏まっていなかったが、小泉首相の指示で、先週の土日に関係閣僚の協議が行われ、それでも纏まらぬ点を首相が裁断してようやく政府案がまとまった。経済同友会も早速これにコメントしている。大筋では賛意を表しているが、2点ばかり妥協しすぎを指摘している。尚自民党内の根強い反対者は除名する位の意気込みで、何とか早くまとめて郵政事業の民営化を実現してほしい。

 実は1996年11月に発行されたPHP研究所の日本再編計画にも郵政三事業の民営化が提案されている。小泉首相が言い出すより前からかもしれない。序でに日本再編計画を読み直し、必要な資料として27頁コピーをとった。ここでは道州制とは言わず、州府制と言っているが、基礎的自治体を集約して「創造的で生き生きとした安心できる社会」を作るには、州府制という方がよいのかなという感じもした。尚時代的にケインズ主義は歴史的役割を終えたという説も重要と感じた。又日本の危機として@少子高齢化の大津波、A世界経済大競争への対応、B財政赤字縮小が進まない、の3点を挙げているが、今日危機は尚一層拡大しており、PRに一層の工夫が必要である。

 愛知万博について動画情報があるので一通り見た。又公式情報には載っていないが、宿泊情報も別途インターネットで見ると、噂ほどには満員ではなく、行く気になれば行けると感じた。ただし全部見ようとすると、どのくらい時間というか日数を要するのか分からず、費用もかなりかかることになるので、今すぐ何時行くか決断するのは難しい。折角行くならマンモスや三井東芝館など国内の展示もあり、外国館も全部廻りたいので、そのつもりでもう少し研究することとする。

 一昨日のゴルフで昨日背筋を痛めたこともあり、マッサージで全身を揉んでもらった。今日は意外に寒く、又冬日に逆戻りしたみたいであった。しかし桜坂の桜も一部開花し始めており、恐らく今週半ばには満開に近くなると予想される。


[3日(日)] 多摩川台公園、愛・地球博(愛知万博)公式情報

 今日は暖かく実によい天気で、以前の予報の違いが恨めしい。金曜にゴルフの練習をして冷たい風の吹く土曜に本番だったせいか、朝おきたら背筋が痛むので参った。痛み止めの内服薬を飲み、消炎剤を貼って何とか凌いだ。序でに午後運動をかねて桜見物に、玉川上水から多摩川台公園に歩いて行った。桜はまだほんの少し咲いただけで見頃はまだ数日先だと思われるが、公園には大勢の人が押しかけ、ゴザを敷いて宴会をやっていた。よく見るとまだ若い男女の群れが多かったが、中には年寄りのグループもあった。近くの東光院の門前では沼部商店街が桜祭りをやっていた。満開になると近くの桜坂が賑やかになると思われる。

 インターネットで愛・地球博(愛知万博)の公式情報を端から端まで調べてみた。交通のアクセスから展示の模様などは大体分かったが、宿泊の情報がやや欠けているように思えた。それにしてもグローバル・コモンという外国館には、合計120ヶ国が出展しており、その一覧には各国の面積、人口、首都、言語、宗教、等が出ていていろいろな点で興味を覚えた。アフリカからはいくつかまだ名も知らぬ国が参加しており、近くの南太平洋共同館にはやはり名も知らぬ国が出展していて、ツバルなどは人口僅か11,500人という。全体が6グループに分かれており、各グループ毎にあいうえお順に国名と人口の一覧表を作ってみた。多くの国の人口がこの表から一目で分かる。 それにしても北欧諸国などは人口は少ないが民度は高く、インドネシア、パキスタン、バングラデシュ、ロシア、ナイジェリア、メキシコなどは人口1億人以上であるが、民度はあまり芳しくないなど、いろいろと考えさせられる。


[2日(土)] 本厚木C.C.に自動カート導入

 今日は土曜であるが、明日の日曜は雨が降るとの予報だったので、今日本厚木C.C.に出掛けた。
今まではキャディがつくときは4バッグ載せたカートをキャディが引っ張り、セルフの時は各々がカートを引っ張っていた。昨年の11月からカート道路を工事していたが、昨日(4月1日)から5人乗り自動カートが導入された。それも自動操縦と手動操縦と切り替え可能であり、キャディがいればキャディが、いなければメンバーの誰かがリモコンを持ってカートを動かす。前半はキャディがつかず、後半はキャディつきであった。なれないせいか、必要な時に必要なクラブを手にすることがやや難しくなってしまったような気がした。

 昨日久が原で練習したので、ドライバーやフェアウェイ・ウッドの調子は比較的よかった。ところが前半は練習グリーンと違ってグリーンがすごく早いせいか、パットが悪すぎて23パットも叩いてしまった。しかし18番ホールで10ヤード位をワンパットで入れてパーをとってから、パットの調子はよくなったが、後半は60ヤード以内のアプローチが悉くと言って良いほどダフって失敗してしまった。要するに日頃得意なアプローチとパットが駄目で、日頃問題のウッドは練習の成果か調子良かった。最も今が一番芝が枯れている時で、これから芝も生育してくるので、条件はよくなると思う。

 たまたま今日は一緒に廻った3人も、古くからのメンバーで顔見知りであり、いずれも年齢的にも近く、気楽に廻れたが、逆に平気でダボを叩くのでやや緊張感にかける面もあった。又往路はそれ程でもなかったが、帰路は厚木から町田まで大渋滞し、瀬田からの環八も渋滞し、結局1時間半かかってしまった。そしてテレビで天気予報を見たら、明日の雨は夜だそうで、それならゴルフには支障はないことになる。毎度ながら終末の天気予報ははずれが多い。


[1日(金)] ゴルフの練習、図書館で正論5月号、歴史との出会い

 何となく疲れたみたいなので、久しぶりに朝寝坊し、パソコンをいじっているうちに昼になり、午後から気分転換に久が原の練習場へ行ってゴルフの練習をした。ドライバーやフェアウエイ・ウッドはどうやらミスのない満足できる状態になったが、何とアイアンが調子悪く、100ヤード前後の7番アイアンの飛距離が一定しない。6番、5番も調子が出ず、これではボギー・オンも覚束ない。やはり身体のきれが悪くなったのであろうか? 或いはクラブを変えればよいのであろうか? もすこし様子を見ることにする。

 今朝の産経新聞の広告で見た正論の5月号が面白そうなので、大田図書館へ行ってじっくり読んだ。ライブドア問題特集はたまたま堀江氏が正論の存在意義を無視したので辛口の評が多かった。又戦後歴史学の失われた60年では、唯物史観に基づく大化の改新否定論が一時幅を効かせたが、やがて姿を消したいきさつが述べられていた。朝日OBの直言特集では、「緒方竹虎」へ回帰せよ、というのと「朝日はなぜかくも反日・左翼の新聞になったのか」として組合幹部から創業家社長の村山長挙を放逐して16年君臨した広岡知男が元凶であると非難している。又韓国問題、特に廬大統領の反日的言動に対して批判している。日本では左翼を批判すると右翼と間違えられる傾向があるが、 政治家にも媚中派が多い現状は、独立国としてはだらしないという一語につきる。

 日本工業倶楽部の会報213号(7月発行予定)への投稿依頼に対して「歴史との出会い」という題で、歴史に関心をもち興味を覚えるようになった経過と、現在我々自身が歴史の渦中にいると考えられる、歴史的に見た日本の国家の在り方に関する現状と将来の課題として、大東亜戦争敗戦後遺症の克服と地方の自立・道州制の実現について文章をまとめ、ワープロ原稿を明日郵送する運びとなった。





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